10年以上放置していた「親知らず」をついに抜歯いたしました。
死ぬほど怖かった親知らずの抜歯でしたが、思ったほど痛みもなく無事に終わりました。
そこで、私の親知らず抜歯!体験談を(^o^)丿皆さんにお伝えします。(たぶん3回に分けて)
たびたび痛くなる親知らず
いつからだったかな~?
親知らずが痛むようになったのは?
たぶん、10年?15年?
もう覚えてないぐらい前から、たびたび親知らずが生えている辺りの歯肉が腫れて痛みが出るようになりました。
そのたびに歯医者さんに行って、炎症を抑えるための抗生物質と痛み止めを処方してもらっていました。
親知らずが痛くなるのは1年の内で1~2回ぐらいでしょうか?
そう頻繫におきるわけでもなかったから……
痛い時は「よし!今度こそ抜歯するぞー」と思うのだけれど、薬を飲んで痛みが治まったら「やっぱ、抜歯はやめておこう」のくり返しでした。
親知らずが深い場所にあるからと……通っていた歯科医院では抜歯できないから「大きい病院に紹介します」と言われていたこともあり……(←めんどくさい)
親知らずの抜歯を躊躇していました。
むしろ、出来たら一生抜きたくない。
だって、いろんな親知らず抜歯に関する情報を調べると……
抜く時もすごく痛くて、抜いた後も1週間ぐらい痛い人もいるとか……
そんな事を知ると怖いわ、恐ろしいわで「絶対に抜かないぞー!」と決めちゃいました(笑)
だから、親知らずをめちゃくちゃ磨いて…みがいて……虫歯にさせないように頑張って磨きまくっていました(笑)
歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスを使いつつ、タフトブラシ(毛束が綿棒みたいなやつ)でも奥のおく(親知らず周辺)をぐりぐりと磨いていました。
それでも、親知らずは凹んでて歯肉に半分ぐらい隠れているので、どうしても磨き残し⁈というか、届かない部分があるのでしょう
年に何回か歯肉が腫れてきます。
ちょっと痛いけど、優しく丁寧に腫れた歯肉を磨くと治まっていくこともありました。
もう何回も繰り返しているので……
治まっていきそうか?
抗生物質を飲んだ方がいいのか?
判断できるようにまでなっていました。笑いごとじゃないけど……こう書くと歯肉炎のプロみたい笑笑
ですが、2年前の親知らずの痛みは抗生物質を飲んでも治まる気配がありませんでした。
痛み止めが効かない!
ある日のことです……また親知らずが痛くなってきました。
痛いのは右上の親知らずです。
「あーーあ!またか~」といつもの事だからと前回もらって残っていた抗生物質を早めに飲み始め、足りない分は歯科医院で処方してもらいました。
ですが、いつもなら2~3日で治まってくるはずなのに、今回はその気配は無くだんだんと親知らず周辺の腫れと痛みがひどくなっていきました。
歯肉の炎症が悪化してきたようで口内右側が腫れて口が開けれなくなり(指1本分しか開けれない)ご飯も食べにくくなりました……(どんな時も食欲旺盛で食べますが…)
痛み止めの飲み薬もぜんぜん効かなくて、夜も痛みで寝られない程になってきました。
これは、いつもとは違うぞ!
飲み薬ではためだ。
抗生物質の点滴をしてもらわないと治まらないと思いました。
それで次の日、仕事を休ませてもらって市民病院の口腔外科を受診いたしました。
大きな病院への受診には紹介状があった方がいいです。
(※紹介状が無いと受診出来ない場合もあり)
紹介状がないと「初診時選定療養費」がかかってきて結構高額です。
※私の場合は3,300円でした(歯科の場合)(今は5,500円に値上がりしていました😧)※別途診察代もかかります。
でも、そんなことは言ってられません。
痛くて眠れないのですから、一刻も早くこの痛みをなんとかしてほしいのです。
市民病院に電話して紹介状がなくても診てもらえることを確認してから受診いたしました。
市民病院の口腔外科
市民病院の口腔外科で見てもらう時も大きく口が開けれませんでした。
それでも、歯科の先生はプロですもんね。
親知らずの状態を確認してもらえました。
どんなに丁寧に磨いていても、奥の親知らずは7番目の歯より凹んでいるために汚れが溜まって悪い菌が繫殖してしまうようです。
ここまで、腫れて口が開けれなくなっているので、思った通り「抗生物質の点滴をして炎症を抑えましょう。」ということになりました。
点滴は3日間続けた方が良いということでしたので通院が続くことになりました。
歯の状態を確認するためのレントゲン検査と基本的な血液検査も一緒にしました。
この段階で……「こんなに痛いのはもう嫌だ!炎症が治まったら絶対に抜歯をする!」と決めました。
ほんとにつらかったです。
こんな夜も眠れないほどの歯痛は初めてでした。
2日間ずーっと痛みが続いていましたから……
もうこんな思いをするのは絶対に嫌だ!
今回は絶対に抜くぞ( •̀ ω •́ )yと誓いましたわ笑
点滴をしたその日から腫れはあったものの我慢できないほどの痛みはなくなりました。
結果、3回の点滴と抗生物質、痛み炎症を取る内服薬でだんだんと炎症が治まっていき腫れも引いていきました。
4回目の診察の時に炎症も治まったので、右上の親知らずを抜歯する話になりましたが……
親知らずの抜歯って痛いんでしょ、全身麻酔はしてもらえるのですか?
な~んて、ちょービビってる私に先生は「上あごの親知らずの抜歯はそれほど時間もかからず抜くことができます」と先生。
私の場合も右上の親知らずの抜歯は時間もかからず「簡単に抜けそうです」と……
だから、「局所麻酔で大丈夫です」by先生
そっ……そうなんですか……😢
「簡単に抜ける……」
そう言われると、はい😢分かりました。と覚悟を決めないとですね
あの一晩中続く痛みのことを思えば……思い切って抜かないと…ですね。
右上、親知らずの抜歯
とうとうこの日が来てしまいましたが、絶対に抜くぞ!と決めてからの迷いはなかったですね。
むしろ、早く終わらしたい。
とっとと抜いて、この抜く・抜かないか問題からスッキリ解放されたいと思ってました。
上顎の抜歯はすぐに終わると言われていたから、抜歯自体は覚悟を決めて、こわいは怖いけど「まあ大丈夫でしょ」と気持ちの整理はついていましたが、抜いた後、麻酔が切れたらどのぐらい痛むのかが不安でした。
まあ、そこは早めに痛み止めを飲んでしのぐしかないとあきらめて手術⁈に挑みました。
結果!
先生の言うとおりに、歯自体は5分もかからず抜けた感じでした。
(えっ!もう終わったの?という感じでした)
もちろん、麻酔から始まり~すべて終了するまでは30分ぐらいはかかりましたし「うわ~抜いてる⁇」と、ちょっと怖くなるところ(てこの原理みたいに、顎(あご)というか、歯にというか、すごい圧迫感があって抜いてる感を感じるところ)があってドキドキしましたが、まずまず想定していた範囲内で抜歯することが出来ました。
(抜歯した部分を圧迫するために、しばらくガーゼを噛んで止血)
(※これは2年前の出来事なので、メモを見ながら書いていますが、抜歯した部分を縫合したのか?記憶になくてすみませんが不明です。)
痛み止めと抗生物質は前回の残りがあったのでうがい薬だけ処方してもらって帰宅しました。
(翌日から1日3回食後にうがいする)
家に帰ってから麻酔が切れそうな頃に、念のため痛み止めを飲みましたが、その後は特に痛みを感じることはなく過ごすことが出来ました。
ご飯も普通に食べれるけど(左側で…噛む)根が大げさなタイプなので、抜歯後の1~2日はこわごわ、柔らかい物を食べていました。
(食べかすが抜いた部分に入り込んで化膿しないか心配になりましたが…大丈夫でした笑)
抜歯した部分の違和感(舌でさわるとボコっと凹んでいるし、ちょっと腫れているようで、痛くはないけど……痛いような変なかんじ)は1週間ぐらい続きましたがしだいに気にならなくなっていきました。
そうそう、上顎の親知らずの抜歯費用は?
1,260円!でした。
もっと高いと思っていたから、あまりの安さにびっくりしました。
※レントゲン検査や血液検査は初診時に行いましたので、この費用は抜歯だけの料金です。全部含めますと約5,000円ぐらいです。
親知らずは4本ある!
ここから本題です(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
親知らずって4本ありますね。
今回抜歯したのは右上の親知らずだけですよ。
そうなんです!まだ1本目!なんですよー
まだ3本もあるのですよ😱😱
信じられないわ~(信じるもなにも事実です笑)
ちょっと虫歯治療だらけで恥ずかしい(〃ノωノ)のですが……この写真をご覧ください。
赤丸が今回、抜歯して親知らずがなくなった部分です。
そして...
まだ赤い矢印の①②③と3本の親知らずが残っています。
ですが、ここで嬉しいご報告がありまーす。
①の親知らずは歯肉に埋まっています。
埋まっているので感染の心配なし(化膿することはまずない)
そして、顎の骨に隠れていてこのまま出てこないようです。
ラッキー☆いえーい(^o^)丿
1本抜かずに済みそうです。
ですが……あと2本は絶対に抜かなくては……
うううっ😢😢
なんで親知らずってあるの?
親知らずなんかいらないーo(≧口≦)o
・・・って言っててもしょうがないもんね。
残りの親知らずも抜歯しないと、またあの痛みが来る‼
1日中続く寝れないほどの痛みがまた来る‼かも……
想像すると、それも恐ろしいけど……下顎の抜歯はすごく大変らしいと聞きましたし、実際に市民病院の担当の歯科医師が「下の親知らずの抜歯は今回みたいには抜けませんよ、1時間以上かかる事もありますし、痛みも伴います。」
えっ!
痛みを伴う‼
うそーうそー噓だと言ってくれー
いやーーいやーいやだよーー
どうしょう~😢
家に帰って、いろいろな親知らずの抜歯についての情報を調べました。
その中で、とにかく抜歯が怖い方向けのこの方法→「静脈内鎮静法」を使って抜歯を行う!という方法があると知りました。
なんでも……麻酔入りの点滴しながら抜歯をする事で、うっすらと意識はあるのだけれど半分眠っているような状態になる為に、リラックスして治療をしてもらえるそうなんです。
(これがいいーーー(^o^)丿と叫んでましたわ)
完全に眠ってしまうという全身麻酔で行う方法もあるそうですが、全身麻酔って言うとなんか大げさな感じがするし「静脈内鎮静法」で抜歯したいな~と思いました。
どちらの方法も歯科麻酔医が勤務していないと行うことが出来ないようなのですが、今通っているのは市民病院ですから歯科麻酔医もきっといるでしょう
そう考えて、次回の診察時に下顎の抜歯の方法について質問してみることにしました。
長くなりますので続きは次回といたします。
次回は全身麻酔?局所麻酔?と悩みに悩んだことについて書きたいと思います。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
アイキャッチ画像:ACイラスト:もんちゃん様
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