今までに3回に分けてお伝えしていた親知らず抜歯体験談です。
私は4本ある親知らずの内、奥の方に埋没している左上の親知らずは抜く必要がないという事なので、残り3本の親知らずを順番に抜歯しました。
今日は最後に抜いた左下親知らず抜歯の様子をお伝えします。
右下の親知らず抜歯から2ヶ月後
右下の親知らず抜歯から2ヶ月が経ちました。
下顎の親知らず抜歯は時間もかかるし、なかなか抜けなくて大変だとか……抜歯後も痛み止めが効かないぐらいの痛みが続くとか?
怖い話しか聞いた事がなかったから「こわいよ~痛いのは嫌だよ~抜きたくないよ~」と先延ばしにしていましたが、抜いてみたら大丈夫だった!(私の場合…)
抜歯後の痛みもぜんぜんなかった!
でもさすがに、ご飯は2~3日食べにくかったな……抜いた部分の凹んだところが化膿しないかもすごく気になったけど……何事もなく治癒していきました。
今日は最後の1本を抜歯してもらいます。
これを抜いたら…もう親知らず抜歯の炎症に悩まされる事はありません。
抜歯を決意したいきさつはこちらからどうぞ↓↓↓
では、最後の抜歯に行ってきまーす。
(`・ω・´)ゞ
左下親知らず抜歯
はい!もう診察台に寝ています。
先生がきました。
こんにちは!
よろしくお願いします。
こんにちは!○○さん。よろしくお願いします。
では、始めましょう~
どんな風に抜歯していくかは体験談②をお読み下さい。
前回の右下親知らず抜歯はこんな感じでした↓↓↓
左も抜歯の手順や術後の注意事項は同じなのでこちら↓↓↓をお読み下さい。
では、親知らず抜歯を再現⁈いたしまーす。
麻酔を打たれました。
麻酔が効き始めたので歯を削り出しました。
右と同様に削ったり…大工さんみたいにコンコンと歯を叩いたり(想像です)しています。
コンコンが顔中に響いてちょっと怖くて不快です(ゴンゴンに感じます)
ゴンゴン!とガァーガァー!きゅぃ~ん!な感じです。
痛みはありません。
ここからです。
先生がてこの原理のように器具で歯をグィっとしています(想像です)
グイーーッと・・・
あっ!へんです。
痛みがきそうです。
右の時とぜんぜん違います。
歯の奥のおくがぐわ~んとします。
怖いです。
すごい痛みがきそうです。
歯全体が引っ張られたような⁈なんとも不快な感じです。
それほど痛くないけど、怖くて体が縮みます。
わっわわわーー
痛こわいよ~
その様子を見て先生が……
○○さん!痛いですか~?
もう止めますね~
そう言いました。
そんなに痛くなかったけど…うなずきました。
また少し削っています。
ここで、移動してレントゲン写真を撮りました。
先生がレントゲン写真を確認しています。
後は傷口を縫ったら終わりだそうです。
良かった~
縫っています(2針縫いました)
痛くありません。
顔の布が外されました。
止血のためにガーゼを嚙むように言われました。
はぁ~終わりました。
レントゲン写真を見せてもらいました。
○○さん、最初に説明した通りに左側は親知らずの根元は残したままになっています。
こちらの写真をご覧ください。
↓↓↓
黄色の丸内が抜く前の親知らずです。
そして、こちらが↓↓↓抜歯後の写真です。
黄色の丸内をよーくご覧ください。
親知らずの根の部分が残っています。
下顎の親知らず抜歯を決めた時にどこの病院で手術をするのかを迷いまして、セカンドオピニオンを受けました。
そのセカンドオピニオンを聞いて、この歯科医院で手術することを決めました。
詳しくは抜歯体験談②をお読み下さい。
局所麻酔?全身麻酔?親知らず抜歯体験談 - りかさんのぼっちブログ
私の場合は下顎部分を通っている神経と親知らずの根が接触していると考えられた為に根っこは抜かずに残したまま縫合しました。
右下の親知らずを抜歯した時は親知らずの根も含めた全体を抜歯できましたが、今回左下親知らずは当初の予定通りに根っこは抜きませんでした。
先生に右と左での違いは(右下は抜けて、左下は抜けなかった)何ですか?とお聞きしましたらこうおっしゃいました。
たまたまです。
えっ!たまたま⁇・・・
たまたま抜けなかったってこと・・・
左側は「たまたま歯根膜が硬かったから抜けなかった」ということらしいです。
※歯根膜は歯の土台と歯をつないでいる膜
同じ人の口の中なので作られている組織は同じはずなのに、右と左でこうも違いがあるなんて……むむむ!
知らんかった(;´・ω・)
抜歯中の感じが(根っこを抜こうとした時の……)右と左ではぜんぜん……ぜーんぜん違いました。
もしもこの歯科医院を選ばなかったら、根っこまで含めた歯の全部を抜歯することになっていただろうから、かなりの痛みが伴う手術だったのでは?と想像しました。
麻酔を追加したら痛みのコントロールは出来たのかもしれませんが……
あーー「根っこまで抜かないで良い」という選択肢があって本当に良かったな~
痛いのは嫌ですもんね。
この抜かずに残した根っこは、顎の骨⁈歯の土台の骨とくっついて動かなくなり、このままの状態でも何も問題は起こらないと言われました。
それと、もしも根っこが上に上がってきた場合は…歯の根元を通っている神経と離れることになるので、その時に再度抜歯を行うことになるそうです。
このことも納得して、私はこの手術法を選んでいます。
そうだ!今回の診察料金も記載しておきますね。
3,020円でした。
右と左の術後の違い
根っこまで抜いた右下親知らずと根っこは抜かなかった左下親知らずの術後の様子に違いがありました。
全部抜いた右側は、抜歯した当初は歯肉部分に腫れがあって口が開けにくい感じがありました。(※抜歯の痛みはありません)
1週間ぐらいは抜歯した部分が生なましく感じてこわごわと過ごしていましたが、日にちが経つとだんだん治ってきているのを感じることが出来ました。
根っこがある左側は抜歯した当初は深い部分まで触っていないからか?
2回目なので自分に余裕があったからか?
抜歯した部分の腫れもそれほど気にならなかったし、口を動かした時の違和感もそれほど感じなかったのですが、4日目ぐらいに「あれっ!化膿でもしてきたのかな?」と思うような違和感を感じました。
抜歯した部分が少しじーんとするような?痛みはないのですが、なんか奥が気になるのです。
どーんというか?じーんというか?なんか感じるのです。
ですが、抜歯後1週間の検診では特に異常はありませんでした。
右に比べて抜歯した部分の穴⁈も深い感じがしました。
いつまで経っても左側に違和感を感じていました。
その当時のメモによると、1か月半経っても違和感があると書いてあります。
右に比べて抜いたあとの穴⁈もまだ深いとか、歯ブラシが当たるとちょっと痛みがあるとも書いてありました。
その時思ったのが、根っこが残っているから……根と神経が接触しているから……このような違和感を感じたのではないかということでした。
それから半年ぐらいは、左下奥に歯ブラシがあたると根っこが残っていることを感じましたが、それも徐々に薄れていきました。
今はそのようなことを感じることはありません。
この前、定期検診に行ってきてレントゲン写真を撮りました。
青い矢印が左下の親知らずの根っこです。
根っこの位置に変わりはありません。
「下顎の骨とくっついてきている」と言われました。
なので、根っこが上に上がってくるという心配はなくなりました。
良かったです。
これで親知らずの抜歯の心配はすべてなくなりました。
定期検診では歯槽膿漏の検査をしますよね。
あの歯肉をツンツンとつつかれて、ちょっと痛い検査をしたことありませんか?
ツンツンつついて歯周ポケットの深さをみたり、つついた後の出血の有無を確認しているそうですが、今回の私の検査結果は?歯周ポケットは正常範囲内で出血も2ヶ所ほどで大したことないと言われました。
定期検診の予定を入れてからいつも以上に丁寧に磨いてたもの……
小学生のころから虫歯が多くて……昔って親から虫歯予防の大切さ!なんて教えてもらわなかったですよね。
自分の子供を育てた頃は「仕上げ磨き」といって、子供が自分で磨いた後に親がもう1度磨いてあげるということが当たり前でした。
虫歯予防が大事だと思ったから虫歯がなくても定期的に歯科医院に連れていってたので、子供は…かなり大きくなるまで虫歯がありませんでした。
自分の永久歯は虫歯だらけなので、子供の虫歯予防には特に気を付けていました。
さてさて、こんな虫歯治療だらけの私の歯はいつまで持つのでしょうか?
80才まで20本の歯を保てるといいとよく報道していますね。
これからも定期的に歯科医院を受診しながら歯周病予防していきたいと思います。
とりあえず、親知らずが炎症をおこす心配はもうありません。
あの痛みから解放されたので親知らず抜歯を決断して良かったな~とあらためて思いました。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
アイキャッチ画像:ACイラスト:ゆどうふ様
歯科医師アイコン:ACイラスト:あきよしごろー様
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