りかさんのぼっちブログ

日常のアレコレを投稿しています。

⑬引きこもりの就労◆新たな挑戦!就労継続支援B型事業所を利用して在宅で働き始めました。

22才の息子は引きこもり歴8年でした。

その息子が去年、たくさんの面倒くさい手続き(面談や就労アセスメント等々)を頑張って行い「就労継続支援B型事業所」で働くことが決まりました。

これが息子の人生で初めての就労でした。

  • 息子が働ける場所を探して……
  • 人に会うと疲れる?
  • 在宅で働けるB型事業所
  • 見学~契約に・・・
  • 在宅でB型事業所を利用する
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⑫引きこもりの就労◆やっぱり働きたい!けど……自分に出来そうな仕事が見つからない……

中学1年の時に不登校になった息子

そこからの……息子の人生⁈は谷あり…谷あり…また谷あり!

!!!

ただ生きている……そんな毎日だったように思います。

  • また始めよう!
  • 就労移行支援
    • 就労移行支援事業所とは?
    • 就労移行支援事業所での訓練とは?
  • 就労移行支援1日目
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⑪《息子について》8年引きこもっていた息子が働いてみたけど...また元に戻ってしまいました。

8年引きこもっていた22才の息子が去年の夏に就労に向けて動き出しました。

「働いてみたい」と言ったからです。

私と息子は就労に向けてのいろいろな手続きをがんばり!

9月には就労継続支援B型事業所で働き始めることが出来ました。

ですが・・・

続きませんでした。

  • 不登校から引きこもりに
  • 息子が働いてみたい!と言いました
  • 息子が働ける場所を探して
  • 息子が思ってたこと
  • 急に・・・どうして!
  • 裏目に出たのか?
  • 死にたい・・・
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⑩ひきこもりの就活◆息子が働ける場所をさがして……

前回までのこと

今回は、障害者就業・生活支援センターと若者就業サポートステーションについてお伝えします。

障害者就業・生活支援センターの利用対象者や支援内容については「⑨引きこもりの就労・息子が働ける場所はありますか?」で詳しく書いています。

6月末の事、ひきこもりの息子が働いてみたいと言いました。

びっくりしました。心が震えました。

ひきこもり生活が長引いてしまって、普通の人のように生活することが出来なかった息子は、歳を重ねるごとに何もできない自分に自信を無くして…うつ病も発症していました。

何年も……私たちとも会話らしい会話もすることもなく、自室に引きこもっていました。

その息子が…「働いてみたい」と言ったのです。

普通の人なら、その気になればアルバイト先の1つや2つはすぐに探せることと思いますが……8年も引きこもっていた息子が働ける場所はあるのか?

どんなアルバイトなら出来るのか?

いや~⁈ 超短時間のアルバイトだとしても、息子も私も…普通に応募してみようとは思えませんでした。

何なら出来るのか?どんな職種なら出来るのか?

それ以前に、人とかかわることが出来るのか?

8年も引きこもっていた息子を雇ってくれる所はあるのか?

前に進めない問題がたくさんあり過ぎて自分達だけでは決めることが出来なかったので、以前から知っていた市が開設している「ひきこもり相談窓口」に面談の予約をして息子の就労先についてお話を聞きに行きました。

詳しくは「息子について③」をお読みください。

今、息子は就労継続支援B型事業所で働いていますが、ここは一般的な就労ではなくて、福祉的就労になりますのでさまざまな手続きを行わないと利用することが出来ません。

この就労継続支援B型以外に就労継続支援A型という就労の場もあります。

この2つの就労場所の違いや一般就労を目指す場合の注意点を聞いてきたのでシェアしますね。

障害者就業・生活支援センターで聞いたこと

障害者就業・生活支援センターは、障害や難病のある方が働くことを希望していたり、既に働いている本人、家族とその関係者が相談できる所で、相談者が身近な地域で安心して働き暮していけるよう関係機関(雇用、福祉、教育など)と協力して就職に関する相談や日常生活に必要なサポートを支援してくれる所です。

厚生労働省から委託された相談窓口が全国に337箇所(令和5年4月時点)設置されています。

こちらのセンターに引きこもり歴8年の息子の就労について相談してきました。

前回の記事(息子について⑨をお読みください)に書ききれなかったことを追記していきます。

さまざまな働き方として、福祉的就労一般就労の2つの働き方と一般就労を目指す為に必要な知識やスキル向上のためのサポートを行っている就労移行支援という制度があることを教えてもらいました。

その事についてもう少し詳しく書きたいと思います。

福祉的就労とは、一般就労が難しい方が福祉サービスを受けながら働くことです。

就労継続支援A型と就労継続支援B型の2つの働く場がありますが、どちらも利用するには相談支援事業所にて利用計画案を作成してもらって、市役所(障がい福祉課)に提出していただく必要があります。

その後、認定されると「障害福祉サービス受給者証」が交付されます。

その交付年月日から就労継続支援事業所を利用することが出来ます。

就労継続支援A型と就労継続支援B型では働き方やもらえる給料に違いがあります。

以下に詳しく記載します。

  • 就労継続支援A型
    一般企業等での就労が困難な人に、働く場を提供するとともに、知識や能力の向上のために必要な訓練を行います。
    雇用契約を結び、給料(最低賃金に近い時給額)をもらいながら利用することが出来ます。
    利用するには、相談支援事業所にて利用計画案を作成してもらい、障がい福祉課に提出⇒障害福祉サービス受給者証を交付してもらう。
    ※利用するには、障害福祉サービス受給者証が必須。
    上記に加えて、ハローワークにて求人募集している就労継続支援A型事業所の求人募集に応募する必要があります。(面接あり)(選考で不採用になる場合もあります)
    勤務時間は週5日・1日4時間以上(週20時間以上)働くことが条件です。
    福祉的就労になりますので、ある程度は配慮してもらえることもあるそうですが、それがどの程度(週20時間にならなかった場合や欠勤した場合、作業内容など…)してもらえるかは(どのくらい厳しいのか?)利用していないので詳細は不明です。
  • 就労継続支援B型
    一般企業等での就労が困難な人に、働く場を提供するとともに、知識や能力の向上のために必要な訓練を行います。
    雇用契約を結ばない働き方になります。
    B型事業所に通所して、内職のような授産的な活動(仕事)を行います。
    ※事業所によって作業内容は異なり、事業所外での作業を主に行っている所もあります。(※宿泊施設の清掃作業、農作物の栽培や収穫、パンや製菓の製造販売、飲食店での接客や厨房のお手伝い等々…)
    お給料は、工賃として支払われます。
    息子の場合は、時給は200円と決まっていて、ひと月(1日 3時間半で25日間)働いたとしても、いただける工賃は17,500円となります。
    A型事業所のように最低賃金並みの時給がいただけるとしたら、少なく見積もっても4倍の70,000円ぐらいになろうかと思います。
    その差はとても大きなものとなっています。
    ですが、就労継続支援B型事業所では、雇用契約を結ばないゆえに、利用する側(息子)の希望に合わせて働く時間や日数を決めることができるし、その日の体調に合わせて無理なく働くことができる場となっています。
    ※息子とB型事業所との利用契約書を読みますと、就労継続支援B型サービス提供の目的は「就労や生産活動の機会を提供するとともに、就労に必要な知識、技能が高まった者は一般就労に向けて支援します」との記載がありました。B型事業所からA型事業所にステップアップする場合の支援もしていただけるようです。

次は一般就労についてもお聞きしました。

一般就労はいわゆる、一般の方と同様に企業や公的機関などに就職して労働契約を結んで働くことです。

ですが、息子のように、うつ病を発症しているなどの何らかの障害を持っている方が一般就労を目指す場合は、障害がある事を伝えて(オープンにして)働くのか?

障害がある事を伝えず(クローズして)働くのかの2つの選択肢があります。

一般就労・2つの働き方
  • 障害があることを伝えない場合=(クローズ)は「一般採用枠」で就労する。
    すなわち、クローズして働く場合は、一般採用枠で就活することになりますので、息子がもっている障害に対して配慮してもらえなくなり、採用条件等も他者と同じになります。
    (つまり、障害の無い人と同じ条件で働くことになります。)
    ※仕事の探し方は、ハローワークの一般窓口で求職登録したり、WEBサイトや求人広告、求人募集の冊子等々
  • 障害があることを伝える場合=(オープン)は障害者雇用枠」で就労する。
    障害者雇用枠は障害者手帳を持っている方が応募できる雇用枠です。
    ※ですので、障害者手帳が必須である。
    息子がもっている障害に対して、どのような配慮が必要かを伝えることが出来るので、合理的な配慮をしてもらえる。
    ※仕事の探し方は、ハローワークの障がい窓口で求職登録して探す障害者手帳や医師の意見書が必要)

この障害があることを伝えるか、伝えないかの選択には、それぞれにメリット、デメリットがあることも教えてもらいました。

息子は障害者手帳を持っていません。

この先も……持てるかどうかわかりません。

息子の持つ障害が、障害者手帳を交付してもらえるような病名が今のところはついていないからです。

なので、息子も私も…障害者手帳があればいいな~

あれば、B型事業所やA型事業所以外に「障害者雇用枠」で働き先を見つけられるのでは?

障害者雇用枠なら今よりも職種を選べたり、給料も増えたりする可能性もあるのでは?

障害者手帳があって障害をオープンにすれば…就職先が探しやすくなり、それなりの配慮をしてもらえるならそれに越したことないと、思っています。

こんなことを書くと、障害が重い方など、障害者手帳を持っていて働きたいとは思っているのに……働くことが出来ない方々もたくさんいらっしゃるはずですから、安易な発言だと感じて申し訳ないのですが…ごめんなさいね。

それとは別に障害者手帳が交付されないのであれば、障害が重くはないという事なのだから(息子の場合だと、うつ病がひどくなれば死を選んでしまう可能性もあるのだから…)それはそれで、いいことなのだと思ったりします。

本人も「障害者」と判断されるより、されない方がいいのだろうか?と思ったり、なかなか難しいことですね。

さて、オープン(伝える)・クローズ(伝えない)のメリットとデメリットについて教えてもらったことはこんな事です。

障害を伝えない(クローズ)

メリット
・伝えない場合は一般求人に応募するため、求人数が多く就職したいと思う会社が見つけやすい
・色々な仕事に挑戦できる
・給料などの労働条件等で一般の求人者と同等の扱いになる
・職場の中で特別扱いされない
デメリット
・職場の人に障害のことがばれるのではないかと不安になる
・障害(病気)を隠すことがストレスになる
・周りに内緒で通院や薬の服用をすることになり、それがストレスにつながる
・仕事で疲れた時などに適度に休憩させてもらうことが出来ない
・会社から残業や休日出勤を指示されることがある
・職場内で問題や人間関係のトラブルが起こった時に支援者に間に入ってもらうことが出来ない
・自分には難しい、不得意な仕事でも場合によって引き受けなければならない

障害を伝える(オープン)

メリット
ハローワークで障害者求人に応募出来る
・職場に病気の事を知られるのでは?という心配をしなくて済む
・通院の為の休みが取りやすい
・苦手な仕事、出来ない仕事がある事を理解してもらえる
・様々な支援制度を利用できる
・面接時には支援者に同行を依頼できるので助けてもらえる
・職場で業務上の問題や人間関係のトラブルが発生した場合に支援者が会社と解決に向けて話し合いをしてくれる場合もあるため、働きやすい環境で仕事が出来る。

デメリット
・障害者求人は求人数が少なく、希望する職業を探すのが困難
・職場で「障害者」として見られたり、扱われることがある
・仕事内容が軽いものしか任せられないなど、制限される場合がある
・業務内容が配慮してもらえる反面、給料等に影響を与える場合がある

上記のように、障害を伝えるか、伝えないかで、さまざまないい面と悪い面があるということを知りました。

また、働く前に考えておく、決めておいたほうが良い事についても教えてもらいました。

  • 働きたい?
    いつから働くか?
    どんな仕事がしたいのか?等々
  • 働ける?
    どんな仕事が出来るのか?
    どんな仕事が向いている?
    働き続ける力はついているか?等々
  • 働き方は?
    フルタイム?
    パートタイム?
    週何日働けるか?
  • 仕事の探し方は?
    まずは、障害を伝える?伝えない?を決める!
    それによって、どこから求人情報を得るか決める
  • 支援を受けるか?を決める
    自分でやってみる?
    就労支援機関を利用するか?
    市役所(障がい福祉課)に相談するか?等々
  • 障害を伝えて働く場合…
    どんな配慮をして欲しいか?考えておく。
    自分が苦手とする場面や状況は?
    自分が調子を崩すときの前兆はあるか?
    症状を崩す誘因になることはあるか?
    (自分を見つめ直す)

上記の障害を伝えて働く場合に「どんな配慮が必要か?」を考えて、伝えられるように準備しておくことが大事だそうで、それが伝えられないと就職先の会社もどんな配慮をすればいいのか(対応出来るのか?)が分からずうまく支援できなかったり、自分にも不利になる(働きやすい場所にすることが出来ないから)そうです。

このような色々な情報を知ることが出来て良かったのですが、こちらの障害者就業・生活支援センターは、あくまでも「一般就労」に向けたサポートを行う機関なのです。

息子は今、就労継続支援B型事業所に通所していますが、もっとお金が稼げるA型事業所で働きたいと思っています。

その場合は、今通っている就労継続支援B型事業所で次のステップアップ先のA型事業所のことを相談してくださいという事でした。

障害者就業・生活支援センターでは、就労継続支援A型事業所への就労に向けた支援は行っていないそうです。

もう少し詳しく言うと、就労継続支援A型から一般就労に行きたいという事が明確に決まっているのなら相談できなくもないのですが、B型事業所でも対応できるのでその方がいいとの事でした。

この面談を受けた時は、まだ就労継続支援B型事業所に通い始めたばかりでしたので、B型事業所がどこまで次の支援をしてくれるのかが分からなかったのと、息子がA型事業所にすぐにでも挑戦したいと思っていたので、焦って次の相談先を探してしまいましたが、もう少しこのままゆるゆると流れにまかせて過ごしていく方がいいのかも~?と思っています。

まあ、私が思っていても(B型事業所の担当者さんもステップアップは、ここにもっと慣れてからと言ってます)本人が決めることですが……

若者就業サポートステーションについて

ACイラスト:ムック様

若者就業サポートステーション=通称サポステは、働くことに踏み出したい若者たちとじっくりと向き合い、本人や家族の方々だけでは解決が難しい「働き出す力」を引き出し「職場定着するまで」を全面的にバックアップする厚生労働省委託の機関です。

対象者は、15歳~39歳の現在無職(週20時間未満の就労者含む)の若者及びその家族、関係者です。

利用無料、予約制となっています。

(継続的に利用する場合は登録が必要です)

今回は、私が住んでいる三重県のサポステで個別相談を受けてきました。

参加したのは、私だけです。

ここで仕事を探すのは息子にとっては早すぎると思ったので、どのような支援を受けれるのかの情報収集が目的で私一人で面談してもらいました。

若者就業サポートステーションは障害の有無は関係なく、一般就労を目指している若者(15歳~39歳)が利用できます。

働きたいけど…就活の仕方が分からない、一歩踏み出したいけど…何から始めたらいいかわからない、ブランクがあって不安、コミュニケーションが苦手、自分に自信がない、自分が働けそうな会社が分からない等々、就活への不安や悩み、抱えている問題を一緒になって考えてくれるそうです。

「サポステ・みえ」の取り組み
働き出す力を引き出す
職場に定着するまでの支援
働きづらさの根底を解消
・一人ひとりの希望やニーズに応える
引用元:サポステみえ:パンプレットより

さまざまな支援プログラムが用意されていて、自分が必要だと思うものや受けてみたいと思うプログラムを選んで参加できます。

セミナーでは、以下のようなプログラムがあります。(一部抜粋)

  • 若者の集い=グループワークやフリートークを行う
  • メンタルヘルスアサーション=ストレス対処法を学ぶ
  • PC講座=基本的なPC操作が学べる
  • ボールペン字講座=履歴書を丁寧な字で書くため
  • マナー講座=基礎のビジネスマナーを学ぶ
  • アルバイト活動準備講座
    求人の探し方、履歴書の書き方、面接練習

また、社会参加の第一歩として、ボランティア体験を通じて、作業や人との関わり方を練習することを行っているそうです。(様々なボランティアがあり、初めての方でも気軽に参加できるそうです)

就労体験と職場体験というプログラムがありまして、就労体験は、一度も働いたことがない方や働いたことはあるけど、長期間ブランクがある方が働く事を体験できるものと、職場体験は、今まで経験したことがない業種にチャレンジしたい方向けのプログラムとなっています。

説明を聞いたサポステ・みえでは、このような就労体験ができるそうです。

それは、実際に求人募集が出ている会社があって応募してみたいのだけれども、自信がないので一度体験してみたいと思った時に、全部の企業ではありませんが、協賛している企業や交渉しだいで、サポステ・みえが間に入ってくれて、職場体験をすることが出来て、うまくいけばそのまま雇用につながることもあるそうです。

それから、サポステ・みえでは、気が向いた時にいつでも立ち寄れる「交流スペース」が設けられていて、同世代の仲間との会話の中で「僕はあの会社の面接を受けたよ」とか「こんなアルバイト情報があるよ」とか就活の話やそれ以外の雑談でも、色々とおしゃべりしていくうちに、他の人の行動が刺激になって「僕もアルバイトの面接受けてみようかな?」と前向きに進めることが出来る人もいるそうです。

個別相談の他に、家族向けのセミナーや交流会なども開催されています。
(子どもの気持ちがわかるコミュニケーション講座、親の集い等々)

お住まいの地域の若者就業サポートステーションのHPでご確認ください。

すぐに働くことが不安な方…に、いろいろな相談窓口があることを知っていただきたいなぁ~と2回に分けて、私が相談した場所で聞いたことやいただいた資料を参考にして書きました。

この他に、障害のある方に対して専門的なリハビリテーションを提供している「三重障害者職業センター」や、障害のある方に対して就労支援をしている「就労移行支援事業所」などがありますが、これから説明会に参加したり利用することがありましたら、記事してお伝えしたいなぁ~と思っています。

息子が働いてみたいとつぶやいた6月末から、就労継続支援B型事業所に通い始めた8月中旬までの約2ヶ月間……ノンストップで走り続けました。

なんか……やりきった感が半端なくて……なんもやる気がおきなくてうだうだしてました(更年期症状のせいもあるかも?)

始まったばかりなのに……ね。(私だけうだうだしてます)

息子は、月曜から金曜まで……B型事業所に通って働いています。

月末には、人生で初めての給料がいただけることでしょう。

頑張ったもんね。

一歩踏み出してくれてありがとう。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

⑨引きこもりの就労◆息子が働ける場所はありますか?1人で悩まないでひきこもり相談窓口を利用してくださいね。

こんにちは!

いつもお読みいただきありがとうございます。

今 息子は、いろいろな不安を乗り越えながら(まだ精神状態は安定していませんが)「就労継続支援B型事業所」で働いています。

あれは、6月末のことでした……引きこもり8年の息子(うつ傾向ありで心療内科通院中)から「働いてみたい」という、突然の発言に……嬉しい…というより……驚きと不安のほうが大きかったあの日。

働くこと

収入を得てくれること

自立への第一歩!という嬉しさよりも

この8年間…待ち続けていた……「家の外に出る」ということ。

家族以外の人と関わりをもってくれるということ。

「何か生きがいを見つけてくれるかもしれない」という希望が見えた瞬間でした。

就労継続支援B型事業所とは?雇用契約を結ばない福祉的就労になるため、息子がお世話になっている事業所では時給が200円と決まっています。

1ヶ月(週に5日 1日3時間半)勤務したとしても、もらえる給料は17,500円ほどとなります。

その為、せっかく働くのだったら、最低賃金程度の時給がもらえる「就労継続支援A型」で働きたい!と言っていた息子でしたが……いきなり雇用契約を結んで働くA型では難しいのではないかと自分で思い思い悩んだ末、決めたのは就労継続支援B型で働くことでした。

焦る必要はないのですが(このままB型事業所での勤務でも、私としてはぜんぜんオッケーですが…)就労アセスメントをしてもらった事業所の担当者さんからもこの先のことを考えて、次のステップ先の情報も得ておいた方がいいとのアドバイスを頂いていたし、私も気になるので、教えてもらった障がい者就労の相談所に面談の申し込みをしました。

息子が働ける場所を探して

8年間も引きこもっていた息子が働こうと思った時、普通の人のようにハローワークに行ってアルバイト先を探したり、アプリに登録して短時間のバイトを探したりという事は出来ませんでした。

「うつ傾向があり気分の浮き沈みがはげしい」ということも大きいですが、今までに他人と触れ合うことがほとんどなかったので一般企業での就職は対人関係に不安があり、難しいのではと思いました。

あれこれ調べていくと息子のように長く引きこもっていた人に向けた相談窓口があり、いろいろな働き方もありました。

あくまでも、本人が「外に出てみようかな?」という意思がないと、なかなか難しいことだと思いますが、もしも……引きこもっている息子さんや娘さんがいらしたら、こんな相談窓口があるますよと…どれか一か所でも、どなたかの参考になればいいな~と思って書いています。

ご本人からの相談だけではなく、家族からの相談にも応じていただけると思います。

障害者就業・生活支援センター

こちらは、障がいのある方が、身近な地域で安心して働き暮していけるよう関係機関(雇用・福祉・教育など)と協力して就職に関する相談や自立した日常生活に必要なサポートをしてくれるところです。

厚生労働省から委託された相談窓口が全国に337箇所(令和5年4月時点)設置されています。

私が相談に行った障害者就業・生活支援センターの支援対象になる方は、対象地域にお住いの障害や難病のある方で働くことを希望している。または、すでに働いている本人と家族、その関係者となっています。

相談・登録は無料です。

電話相談、来所相談、訪問相談、メールやオンライン(WEB)での相談も行っています。

色々と説明を聞いてはきたのですが、まだはっきり解らない部分もあるのですが(私の頭では説明を聞いただけでは理解出来なくて実際に利用してみないと、どこまで支援してもらえるのかがキチンと説明出来ないのです。スミマセン)ようは…息子にどんな職業が適しているか?仕事の探し方や履歴書の書き方、面接の受け方などのアドバイスをしてくれて…職探しについて一緒に考えてくれたり、その過程で不安に思う事や迷いがでてきたら面談を重ねながら、就職できるように導いてくれる所。

そんな所だと感じました。

就業支援だけでなく「生活支援=日常生活・地域生活に関する助言」も行っているので、例えば…市役所で何か手続きをしたい場合に「自分一人では難しくて不安なので一緒に行って欲しい」というような支援や、医療面での不安にも(診察に同行するなど…)相談に乗っていただけるそうです。

また、就職後も職場定着支援として希望があれば面談等々で相談に乗り、働き続けることが出来るようにサポートもしてくれます。

※私の地域では、1つのセンターの支援対象地域が4市町もあり、それを5名の職員で対応されているようなので、はたして1人の職員さんが対応している利用者はどのぐらいの人数なのかしら?相談したい時に直ぐに対応してもらえるのかしら?と疑問に思うところがあります。

ですが、このような相談窓口がある事を今までぜんぜん知らなかったし、人それぞれに合うところ合わないところがあるから、知っていて損はないと思いました。

「障害者」という言葉のついた相談窓口⁈相談センターというと、なんか敷居が高いくて行きにくいかもしれませんね、それとも障害者という言葉にとまどってしまうかもしれませんが勇気を出して、あちらこちらでいろんな情報を集めてみて欲しいな~とも思いました。

それと相談には、必ずしも障害者手帳等が必要というわけではなく、持っていなくても相談出来る所もあります。

息子も障害者手帳は持っていません。

手帳はありませんが、相談した日時点で息子が取得していた、市の障がい福祉課から発行されていた受給者証はこの2つでした。↓↓↓

取得していたもの

息子の場合は、1年前に取得した自立支援医療受給者(精神通院医療)が有効でしたので、就労移行支援事業所への相談と利用(就労継続支援B型で働くための就労アセスメント)がスムーズに出来ました。(詳しくは④番の記事)

就労継続支援B型で働くには、相談支援事業所で福祉サービス受給者証を発行してもらうための「サービス利用計画案」を作成してもらい、市の障がい福祉課に提出してもらう必要があります。

支給(利用)決定が決まり、福祉サービス受給者証が届きましたら就労継続支援B型事業所に通うことが出来ます。

障がい者就業・生活支援センターでは、さまざまな働き方がある事を改めて知ることができました。

さまざまな働き方
  • 福祉的就労(福祉サービス)
    就労継続支援A型(雇用型)
    就労継続支援B型(非雇用型)
  • 一般就労
    障がいがある事を伝えず働く(一般採用枠)
    障がいがある事を伝えて働く(障がい者雇用枠)
  • 就労移行支援
    一般企業への就職を目指して就労に必要な知識やスキル向上の支援を行う(無給)

ここで聞いた「就労継続支援A型」と「就労継続支援B型」「就労移行支援」については、以前に調べたことがあるので、利用対象者やその制度の違いについて知っていましたが、一般就労を目指す時には、もっと考えなくてはならない事がいろいろとあるのだな~ということに気づかされました。

次回はそのことについて詳しく書きたいと思います。

ひきこもり地域支援センター

息子の場合は8年もかかりましたが、自分の意志で外に出てみよう。

働いてみよう。と決断して、今回 行動する事が出来ましたが……

家から一歩も出れなくて、心療内科にも通っていない場合など……医師からの診断書や定期的に病院に通っているという通院証明とかが提出できないから相談する場所がないと思われているなら、お住まいの地域に「ひきこもり地域支援センター」はありませんか?

ひきこもり地域支援センターは厚生労働省が運営するひきこもりに特化した相談窓口です。

お近くにない場合は電話での相談も行っています。

お近くにひきこもり地域支援センターはありましたか?

近くになかったら、お住まいの市役所に「ひきこもり相談窓口」はありませんか?

もし、同じように、働きたい!働いてみたいけど、普通の人のように働く自信がないと思っている子供さんがいらしたら、お住まいの地域の市役所・障がい福祉課で相談なさって、どのような手続きをとれば福祉的就労が出来るのかをたずねてみてください。

最近は、市役所でもひきこもり支援に力を入れています。お住まいの地域の市役所でひきこもり相談を行っていませんか?本人さんだけではなく、ご家族だけでも相談出来ると思います。

ぜひ、色々なところで子供さんの事、ご自分の辛い胸の内を少しでも話してみませんか?

ついつい、自分の育て方が…自分の性格が影響して……子供が引きこもってしまったのではないか。

自分のせい……(私は今でも、自分の内向的な性格が影響してたと思っていて…息子に申し訳ないなあ~と思っています)だと思って…落ち込んでいませんか?(引きこもりの原因は育て方のせいではないようですが……私は割り切って考えられません)

私は、息子の事やそれ以外の色々と後悔した過去の出来事を思い出しては、たびたびひどく落ち込みます。

なにもかも、嫌になる時もあるけど、息子を支えていかなければと思いなおして日々をなんとか過ごしています。

ぜんぜん…前向きな…元気なお母さんではありません。

今、読んでいただいている方も出来る時はがんばって、出来ない時は…それなりになんとかやっていきましょうか。

落ち込んでても…日々はつづいていくので、日常生活のやることはやらなきゃ……ですね(˘・_・˘)

それでは、次回も息子が働ける場所はありますか?として、一般就労と福祉的就労の違いや引きこもってないんだけど、働くことが不安だな~働いても続かないんだ~と思っている「15歳~49歳までの方」が方が利用できる若者就業サポートステーションという公的機関の事についてお話ししたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

⑧【引きこもりの就労】8年間引きこもっていた息子が9月からB型事業所で働くことが決まりました。

前回の記事の続きです。

中学1年の9月から8年間も引きこもっていた息子が「働いてみたい!」「自分で稼いでみたい!」と決心して動き出したのは……7月初めの頃でした。

私一人で色々なところに相談に行ったり、手続きを進めるために息子と二人で面談に行ったりと忙しかった7月が終わり。

就労継続支援B型で働くための就労アセスメント(約2週間)の期間中も……いつ息子の決心がゆらぎ「もう…ムリ……」って言いだすんじゃないかとドキドキの毎日でした。

実際 就労アセスメント中に自信がなくなったのか?うつ傾向になっていたためか?弱気になって「本当に働きたいのか?続けられるのか?」と、迷い…戸惑い……元の引きこもり生活に戻りたいと思う事もあったようでした。

まだまだ心が不安定で気持の浮き沈みがはげしい息子は、就労アセスメント中も死にたいと思う日もあったと話してくれました。

息子がくじけそうになるたびに、励ましていいものか?

限界まで…頑張っているであろう息子に…「頑張れ!」は言ってはいけないと肝に銘じて

どんな言葉をかけてあげたらいいのか、どんな言葉なら息子の不安を取り除いてあげれるのか?

息子の心に届くのか?

無い頭をフルに働かせ、慎重に言葉を選んでいた日々でした。

いつでも…戻っていいんだよ。

「また…やろうと思い立つ日まで……前の生活に戻ってもいいんだよ。

いつだって…また…やり直せるんだよ。」

生きていてほしい。

働けなくても、生きていてほしい。

そう思ってしまって……

つい、そう言ったこともありました。

何が正解か?どんな言葉をかけるのが正解?

そんな正解はないですよね。

私も息子の言葉に一喜一憂して、一緒に落ち込む事もありましたが、それでもなんとか迷いにまよった就労アセスメントは終了する事が出来ました。

息子……がんばれました。

そして、アセスメント後半で就労継続支援B型ではなくA型事業所で働きたいと決めた息子でしたが……(⑦番の記事)

数日後には自分の今の精神状態では、やっぱりA型事業所で働くのはムリかもしれないと迷い始めて、それなら一度 B型事業所を見学してみて、それから考えようという事になりました。

2つの事業所を見学してきました。

一つ目の事業所は、すごく自由度が高い所で、何時からでも出社⁈してもいいし、いつ帰ってもいい。

何時でも送迎してくれて、大人数の中での作業が苦手な人用に個室も用意されていました。

作業の方は「紙製お弁当箱の箱折り」「プラスチック製品の加工」「野菜を入れるビニール袋へのシール貼り」などがありました。

また、150円ほどで昼食のお弁当を購入できるそうで、そのお弁当をとても楽しみにしていて食べたら帰宅する人もいるそうです。

1ヶ月の工賃は一万円(決められた時間勤務した場合)ぐらいです。

二つ目は、利用時間がきっちり決められていました。

このようなスケジュールが組まれています。

1日のタイムスケジュール
  • 10:00
    体操
    日記記入
    朝礼
  • 10:05
    作業開始

    途中休憩あり

  • 12:00
    お昼休憩
  • 13:00
    作業

    途中休憩あり

  • 14:30
    掃除
    日報作成
    後片付け
  • 15:00
    終礼

息子は、以前に体験したある事が原因でなるべく公共交通機関を利用したくない、利用するのは不安が大きくて避けたいという希望があります。

ですので、今までの就労アセスメント(2週間)も私が送り迎えしていました。

でも午後3時の退社となると、私の勤務時間と重なり迎えに行くことが出来なくなります。

一般的にB型事業所は、利用者の体調に合わせて作業時間を短縮したりと、こちらの希望を優先してもらえると聞いていたのですが、この事業所は最初の1~2ヶ月は短縮でもいいですが、基本は午後3時までいてもらいたいとの事でした。

送迎サービスがあるのですが、今の息子が不安なく利用できるのかが気がかりなところです。

作業内容は、お土産用のハガキやしおりの作成やチラシの封入、委託業務での軽作業などを行うそうです。

工賃についてはこのような内容でした。↓↓↓

時給は200円
昇給あり(半年間継続勤務などの諸条件あり)
半年以上勤務した場合ボーナス的な支給あり

時給が200円だと、月曜日~金曜日(土日は営業していません) 1日の作業時間は3時間半となりますので、1ヶ月(25日間)休まず働いたとすると、17500円 ぐらいの収入になります。

就労継続支援B型事業所は、一般企業での就労が困難な人に、働く場を提供して、知識と能力の向上にむけた訓練をしてくれる所です。

それとともに、利用する側(息子)の体調に合わせて無理なく働ける場を提供してくれる所でもあります。

B型事業所は「雇用契約を結ばない=非雇用型」の福祉的就労になりますので、A型事業所のように最低賃金は保障されず、働いた分の給料は工賃として支給されます。

短時間の勤務とはいえ、1ヶ月働いて、17500円か……と、息子が思うのも無理のない事ですね。

ですが…現状は、息子の精神状態を考えるとB型事業所から始めるのが妥当な判断だと思います。

そして…A型事業所に行きたいと言っていた息子でしたが、今の自分の状況に納得して、2つ目に見学したB型事業所を体験利用してみる事を決めました。

8月中は、週に2回 10時~14時までの時間で作業を体験して、続けられそうなら本契約をしたいと思います。(息子はここにするともう決めています

なんか、ほっとして、肩の力が抜けました。

ここまで頑張れたから…この先に進めても、進めなくても、前の状態ではなく、大きく一歩踏み出した位置にいると思うので、たとえ進めなかったとしても(立ち止まったとしても)また始める時には、就労へのハードルはかなり低くなった気がします。

この先は、無理なく一歩、一歩……進んでいってくれたら……と願います。

息子へ

つらくなったら……

いつでも……戻ってもいいんだよ。

その時は、また一緒に考えようね。

それでは

最後までお読みいただきありがとうございました。

アイキャッチ画像:ACイラスト:イラスト使ってちょ団さま

⑦【引きこもり息子の就労】就労継続支援B型を飛び越えてA型事業所に行きたいんだって!

今日は、8月10日です。

いろいろと悩んだり、迷ったりしていた息子ですが、結果としては2週間の就労アセスメントは無事に終了いたしました。

わ~い パチパチパチ👏

今回は、アセスメントの後半戦⁈での息子のさらなる迷いについて書き記しておこうと思います。

就労アセスメントの1週目、最初はやる気満々だったのに、4日目あたりでいつものメンタルの低下の波がきて、もうどうでもいい……というような無気力感が出てきたようでした。

テンションが高い時から、だんだん下がってきて……それが進むと……また死にたいと思ってしまうんだ。昨日の夜は…そうなったけど……朝起きたら、大丈夫だった。by息子

と、短期間でのメンタルの変化を口にしたり……

この1週間……アセスメントに来ているから、それが気になるからか…今までしていたゲームが出来ない。ぜんぜんゲームに集中出来ないんや

と、環境の変化に適応できないのか?私には分からなくて、返答できないような気持ちをつぶやいたり……

それから 一番、えーーっどうしょう~😧と思ったことは……

今まで家にいてやってた事が全然できなくなった、それは仕方のないことだけど、こんだけ時間を犠牲にして、就労継続支援B型に行って少ない工賃をもらうのやったら、時給が900円ぐらいもらえるA型事業所に行きたい。by息子

という息子の希望でした。

もちろん、最初に出ていた「働きたい」という気持ちがなくなっていないのは良かったのですが、この就労アセスメントが始まる前、たった2週間前は、起床時間と就寝時間が定まらず少しずつずれていくので、朝型になったり、夜型になったりと生活のリズムが整わない状態でしたし。

それよりも、8年間も引きこもっていたのに、いきなりA型事業所で働くのはハードルが高いのではないかと心配しています。

※A型事業所は、B型事業所よりも時給は高いけど(最低賃金と同程度ほど)雇用契約を結んで、週5日・4時間以上(週20時間以上)働くことが条件です。

B型事業所なら、低賃金(工賃)ですが、少ない日数や短時間からでも自分のペースで働くことが出来ます。(事業所によって異なりますのでご確認ください。)

外に出始めて間がない息子にはB型事業所から始めたいところですが、息子いわく「B型事業所ではやる気が出ない」ということのようです。

自分の時間を犠牲にして働くのだから、それなりの対価がないと続きそうにない。という事なのですね。

わかるよ。分かるけど、今の息子の状態ならゆるく始められるB型事業所に通って欲しい…けど…B型事業所に行ってもモチベーションが上がらずに直ぐに辞めてしまう可能性もある。

いったい…どうしたらいいんでしょうか。

この事を通っている就労移行支援事業所のTさんに相談した息子は、ちょっとサッパリとした顔で迎えの車に乗り込んできました。

Tさんに相談したら…「出来ないことはない。ここからA型事業所に行くことも出来るよ」と言われたと……

「B型事業所に行くの嫌だなと思ってテンション下がってたけど、A型事業所に行けると聞いたら、なんかモチベーション上がってきた」by息子

そう……そうですか。

「じゃあ明日、あんたを送った後にハローワークに行ってくる」by私

そうなんです、A型事業所は雇用契約を結ぶのでハローワーク公共職業安定所)を通して求人に応募する必要があります。

当初は真ん中の「就労B型」を目指した計画で、五段階にステップアップしていく予定でしたが、息子の希望で「3、別プラン」になるかもしれない計画案が出てきました。

1ヶ月程前にハローワーク障がい者雇用について話を聞いたのですが、息子を連れていく前にもう一度確認したいことがありましたのでハローワークに聞きに行きました。

確認したかった事は、A型事業所を利用するのに障害者手帳を持っていない場合は、利用するにあたって医師の診断書がいるのですが、どのような病名ならA型事業所を利用できるのか?というところが気がかりでした。(診断書の件は前回の相談で聞きました)

なぜなら、息子の場合は「うつ病の傾向がある・自閉症スペクトラム障害の傾向がある」という曖昧な病名、グレーゾーンと言われるような状態なので、A型事業所を利用する為に必要な病名の診断書(主治医意見書)を書いてもらえるのかが不明だったからでした。

主治医意見書の病名欄には〔統合失調症躁うつ病てんかん・その他〕とありまして、このその他がどのような病名ならA型事業所を利用出来るのかを確認しました。

ハローワーク障がい者雇用担当者さんに息子の場合についてお尋ねしました。

現在、就労移行支援事業所でB型事業所に行くための就労アセスメント中なのですが、息子がB型事業所ではなくA型事業所を利用したいと言うのですが可能でしょうか。利用する為の診断書(主治医意見書)についてお伺いします。by私

そうしましたら、その他のところの病名は、発達障害自閉症・注意欠陥多動症等々)などの病名が必要で、今のところ息子につけられた病名ではA型事業所を利用する事は出来ませんと言われました。

えーーっ!えーーえーーどうしたらいいのーーー

せっかく働く気持ちになってる息子に、この事実を伝えなきゃいけないなんて……

どうしょう……いつ伝えようか?

てゆーか、B型事業所は行きたくない、A型事業所は利用出来ないとなった今、息子が進める道は他にあるのでしょうか?

どうしたらいいのか分からなくなり、途方に暮れるって言葉がぴったりな状況になってしまいました。

とりあえず、Tさんにこの事を伝えて、時間があったら親子で面談してもらおうと思いました。

その日、息子を迎えにいくと、担当者のTさんと計画書を書いて下さる相談員のSさんも来てくれて話し合うことになりました。

ハローワークでの事を聞いたSさんは「えーっ、そんなことないよ、息子さんはA型事業所を利用できるよ」「おかしいな~市役所に電話して利用条件を確認しますね。」と言い電話で聞いてくれました。

※A型事業所を利用するには、市役所が発行する福祉サービス受給者証が必要です。そのため利用条件に詳しいのです。

A型事業所を利用できる人の条件
  • 年齢が18歳以上64歳までの方
  • 制度の利用期間は特になし
  • 障害者手帳はなくても利用可能
  • 就労移行支援事業所(今いる所)で就労継続支援事業A型制度を利用できますが、必ず障害者手帳が必要というわけではありません。
  • 全ての就労移行支援事業所ではありませんが医師からの診断書や定期的に病院に通っているという通院証明があれば就労継続支援A型制度を利用可能です。
  • 就労継続支援A型制度を就労継続支援事業所で利用する際は利用料金がかからない場合とかかる場合があります。
  • 利用料金の有無は前年度の世帯所得の額により変わります。

このような回答をいただきました。

ですので、息子の場合は、継続して心療内科に通院しているあかしとして提示できる「自立支援医療受給者(精神通院医療)」がありますので、A型事業所を利用出来ることが確認されました。

ハローワークでは、私の聞き方悪かったのでしょうか、でも…就労移行支援事業所に通所中って伝えたから、なんかしらの福祉サービスを利用していると気付いてくれてもよかったのに…(もごもご)

まぁいいや、絶望的な状況から一変して、また進めそうな道が見えてきました。

もう、もー、目の前が真っ暗になってたのに、数時間で明るい朝日が昇ってきたみたいです。

でも、でもね。

就労継続支援A型事業所でお仕事するには、一般就労と同じで求人募集に応募して面接を受ける必要があります。

そうです、面接に必ず受かる保障は無いのです。

それでも、B型事業所に行く気が無いのなら、本人の希望通りにA型事業所に進む道。

たとえ、うまくいかなかったとしても……自分で決めたことに挑戦してダメだったとしても……また最初のプランに戻って挑戦し直す事ができるのだから……今は本人の希望通りでいいじゃん!

そう思ったけど……

今、お世話になっている就労移行支援事業所の担当スタッフさんいわく「今は、成功体験を積み重ねていく事が大事なんですよ。」と、成功体験を積み重ねて自信をつけていく事がすごく大事なんだそうです。

はい……わかります。それはわかります。

8年も引きこもっていた間に、何度も、なんども「ああ!自分はなんてダメな人間なんだろう」と思って生きてきたであろう息子がやっと自信をつけれる体験をしている今

A型事業所への就労が失敗してしまったら、また元の状態に戻ってしまう可能性があるという事ですよね。

私も、Tさんも、Sさんも…みんながB型事業所に行く方がいいと思っていることは分かっている息子ですが、さぁ~どうするのでしょうか?

今日はここまでに致します。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

アイキャッチ画像:ACイラスト:mybears様

⑥【引きこもり息子の就労】就労継続支援B型利用に向けての就労アセスメントの様子と息子の悩み。

今日は、7月24日から始まった就労アセスメントの様子をお伝えします。

就労アセスメントですが息子の場合は、就労移行支援事業所にて午前9時から午後2時まで実習を行い、その作業を通して評価・分析されます。(就労継続支援B型事業所に通うことが出来るか?作業の中で出来ること、出来ないことの見極め)

予定では2週間 通うことになっています。

8年も引きこもっていた息子が毎日同じ時間に起きて、準備をして、実習時間に間に合うように家を出れるのか?

いやいや、前日から明日の準備は始まっています。

それは、お風呂に入ることです。

気分が沈んでいる時は、夏場でも3日も入浴しないこともざらなので、まずは、ここから。

当日の様子は⑤番をお読みください。

お世話になる「就労移行支援事業所」には送迎サービスがありますが、私の家までは遠すぎてサービスの範囲外となり、私が車で送り迎えしています。

初日の初出勤⁈の車の中は、終始無言で😅重たい空気がながれていました😓

家でもしゃべらないから、まあ、いつものことですが……

実習のスケジュールはこんな感じです。

1日の流れ
  • 9:00~9:30
    朝礼(連絡)
    作業説明・準備
  • 9:30~10:30
    作業
  • 10:30~10:40
    休憩
  • 10:40~11:40
    作業
  • 11:40~12:00
    片付け・掃除
  • 12:00~13:00
    休憩(昼食)
  • 13:00~14:00
    作業
  • 14:00
    終了・帰宅

と、このように時間割りが決められています。

作業の種類とそれから得られる就労アセスメントの内容は以下の通りです。

午前・午後目的
1日目作業能力確認
・箱折り作業
作業場に慣れる
作業の工夫ができるか見定める
2日目作業能力確認
・解体作業
(仕分け・数える)
1、指示された内容を理解し作業を的確に行うことができるか判断する
2、集中して作業ができるか判断する
3日目作業能力確認
・解体作業
(工具を使う)
1、指示された内容を理解し適切に道具を使うことができるか?
2、集中して正確な作業を行うことができるか見定める
4日目作業能力確認
・パソコン作業
(文字入力)
1、指示された内容を理解し作業を的確にできるか判断する
2、集中して作業を行うことができるか見定める
5日目作業能力確認
・パソコン作業
(数値入力)
1、指示された内容を理解し作業を的確にできるか判断する
2、集中して作業を行うことができるか見定める
6日目作業能力確認
・食品の袋詰め
(計量)
1、指示された内容を理解し作業を的確に行うことができるか判断する
2、立ち作業ができるか判断する
7日目作業能力確認
・食品の袋詰め
(計量)
1、指示された内容を理解し作業を的確に行うことができるか判断する
2、継続して作業を丁寧に行うことができるか見定める
8日目作業能力確認
・解体作業
(工具を使う)
1、作業を工夫することができるか判断する
2、正確に作業ができるか見定める
9日目作業能力確認
・解体作業
(仕分け・数える)
1、指示された内容を理解し作業を的確にできるか判断する
2、集中して作業できるか見定める
10日目作業能力確認
・パソコン作業
(文字入力)
1、指示された内容を理解し作業を的確にできるか判断する
2、集中して作業を行うことができるか見定める
随時面談自己表現・意思表示が行えるか?
生活、金銭感覚などの聞き取り
心配なことを相談する
就労アセスメントは2週間ですが土日休みの為、実際は10日間で終了です。

1日目は昼食時間に食べる物をなにも持たずに(本人の希望で)出勤したので、事業所のスタッフさんが買ってきてくれた菓子パンを食べたそうです。(お世話おかけしました🙇‍♀️)

「どこに行ってもお昼時間はあるし、これも訓練の1つなので何か食べようか?」「それに初日なので、なにも食べないと気分が悪くなってもいけないし」と、どんなパンが好きなのか聞いてくださり、買っていただいたそうです。(スタッフさんから聞きました)(ありがとうございました)

次の日からは、おにぎり🍙を1個持って行くようになりました。

それから、「お昼休みはみんなと過ごしたいか、1人で過ごしたいか?」と聞いてくれたそうで、騒がしい空間や大人数が苦手な息子には嬉しい配慮でした。(1人を選択)

初日に担当のTさんから「すごく働きたいという意欲が出ていますので、上手くいくと自分の殻を破って抜け出せる気がします」という嬉しいお話を聞きましたし…

4日目に迎えに行った車の中では息子が事業所での事を話してくれました。

お昼ご飯は1人で食べている。ネジを外す作業をした、ただドライバーでネジを外すだけやで難しくないのに「手際がいい」って、すごい褒められたから、こっぱずかしかった(恥ずかしかった)。by息子

照れたような(運転中で顔を見れず)感じで…嬉しそうに話す息子はいつもより百万倍!明るい雰囲気でしたので、こっちもめちゃめちゃ嬉しくて…うれしくて。

Tさんからも先行きが明るいお話しを聞いているので

私のテンション!爆あがり⤴ヾ(≧▽≦*)o

はぁ~よかった、よかった。

よーし!これは上手くいきそうーーー

やったー!とウキウキ♡した気持ちと、この4日間は毎朝、時間通りに息子が起きてくるのか、気が気でなかったから…ホッ…と一安心しました。

よし!これなら無事に就労アセスメントの日程をすべてこなして次の就労継続支援B型事業所にいけそうだな~と思ったのもつかの間……

あくる日 5日目の朝、昨日とは打って変わって重たい雰囲気の息子が口を開きました。

あのさ、今行ってる所は障がい者が通える所やろ、俺……昨日はテンション高くなってたけど、家に帰って冷静になってきたら、俺って……ほんとうは障がいは無い、ただの引きこもりやのに……障がい者じゃないから作業も上手く出来るのに、ちょっと褒められただけであんなにテンション上がってさ……俺は、本当はあの場所にいたらあかんのと違うか?あの場合を利用してていいんかな?いろいろ考えてたら……また死にたくなってきた……

と、ポツリ...

そこはハッキリと「障がいの程度はいろいろあるから、あんたは何でも出来る方かもしれないけど、8年も引きこもっていたのは、ただの引きこもりではなくて、心に障がいがあって、外に出ることが出来なかったのだから……なにもなかったら、普通は8年も家にこもれないよ、外に出ていろいろと楽しみたいと思うよ、そうゆう気持ちにならないのは、やっぱり心に障がいがあるからやと思うよ……」

それに、心療内科に継続して通院していることで発行される「自立支援医療受給者証・精神通院医療」」を持っているから福祉サービスが受けられるし、市町村からちゃんと通っていいんですよ~と認められてるから大丈夫なんやよ。

と伝えてましたが……なんか思いつめてる様子。

通っている事業所は、今現在 受け入れてる人数は3~4人と少なく、環境もとても静かなので、いつでも相談が出来る雰囲気(バタバタしていない)

なので、この4日間もたびたび息子から気になることを相談していたらしいので「今 不安に思っていることは全部、Tさんに相談してみたら、Tさんは専門家やからきちんとしたアドバイスをもらえるよ」と伝えました(自分が上手く助言できないので、丸投げ感が…)スミマセン😅

うん、そのつもり……by息子

そんなやりとりで、私のメンタルも一気に急降下⤵😥

お迎え行くと、支援員のTさんが車まで来てくれて「だいぶ弱気になっているね、来週月曜日がとても大事です。そこを越えてきてくれると、もう一歩踏み出せるのだけれど「ここで色々と学ぶことよりも、○○君(息子)には、ここに通うこと、ここに来ることが1番大事なんだよ」と話しましたが、月曜日に来れるように…なんとか送り出してください。

......

もう……終わったな。

来週は、たぶん……行けないかもね。

送り出してって言われたけど、いつものように自分から起きてこなかったら……起こさない…し、無理に連れ出さない。

本人がその気がないのに、無理やり連れだしても意味がない。

無理やり連れだしたら、息子と私の信頼関係が壊れるし……

この家だけは、息子にとって安心して過ごせる場所にしたい。

今、元の引きこもり生活の戻ったとしても、また今度……

何年も先になるかもしれないけど、また自分から出てくる決心がつく日まで……その時まで待ちたい。

まだまだ心が不安定な息子です……が、焦らず(落ち込んで…私も…ズドーンと心が不安定になりそうですが)できることをサポートしていくだけです。

続きはまた今度。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

アイキャッチ画像:ACイラスト:麦さま

⑤引きこもり息子の就労体験☆ついにスタートラインに立ちました。

いよいよ明日(24日)から引きこもり歴8年の息子が一歩踏み出します。

就労移行支援事業所で就労アセスメント(現状を把握し評価される)が始まるのです。

④番のブログに詳しく書きましたが、内職のように作業した分の工賃がもらえる「就労継続支援B型」を利用したかったのですが、1度も就労経験のない息子が就労継続支援B型を利用するには就労アセスメントをしてもらう必要があります。

つまり息子の場合は、就労継続支援B型に通って仕事が出来る人なのか?どんな仕事なら出来るのか?毎日通勤出来るのか?決まりごとは守れるのか?等々を見極められて、その情報から息子に合う職種はなにか?何を支援したら就労出来るようになるのかを評価してもらい次に繋げていくことのようです。

就労のお試し期間でしょうかね。

2週間前に就労移行支援事業所で息子と私と担当者さんの三者面談ののち就労アセスメントの計画案を作成してもらいました。

作成した計画案を事業所から市役所に提出していただきまして、10日程で(早かったです)福祉サービス受給者証が自宅に届きました。

この福祉サービス受給者証がなくては就労移行支援事業所に通うことが出来ません。

就労アセスメントの期間は7月19日~8月31日となっていました。

事業所と相談いたしまして、24日の月曜日から始めることとなりました。

前回、面談に行ってから2週間経っていますので、息子のヤル気がしぼんでいるのではないかとやきもきしていました(心配症の私、いつもアレコレ考え過ぎ)

相変わらず、暗い雰囲気の息子。

食事も1日1食の日だったり、にこりともしなし……しゃべりません。

断れるかもしれないとドキドキしながら「月曜から着ていく服を買いに行こう」と言ったら『こくりとうなずく息子』

あ~~良かった~~行く気でいるんだね~

就労の第一歩に挑戦してくれるんだね。

良かった。

買い物に行ってきま~す。(うきうき👏)

こちらを買ってきましたよ~

Tシャツを2枚

ズボン2着と靴下1足を買いました。

GUはね、お値段が安いのもあるんだけど、Sサイズがあるのでこちらで購入しました。

Sサイズじゃないとズボンがずり落ちてしまいます😆

食が細~い息子さん!半年以上前の体重は42㎏ぐらいと、ひょろひょろです。

そりゃあ、1日1食の日もあるから最低限の栄養しか取れていない状態だと想像します。

明日からの就労体験(就労アセスメント)は朝の9時~午後2時までとなっています。

お弁当を持参してください。と言われましたが、本人に確認すると……

「お弁当いらない。向こうで何も食べない」とポツリ。

そうだよね~息子的には、朝に軽く食事をしていけば、お昼休みにはまだまだお腹のすく時間ではないよな~と私も思いましたので、いつも飲んでる紙パックの野菜ジュースと水筒だけ持たせるつもりです。

事業所の方、びっくりするかな~戸惑うかもね。(スミマセン😅)

みんなが昼食を食べている時に何をして過ごすのかな?自分のスマホは持っていないから、とりあえずパートナーさんのスマホを貸しました。

ユーチューブでも見て時間を過ごせるように……(格安スマホなので、お昼の時間帯はつながりにくいけど、すまん💦)

就労移行支援事業所での就労アセスメントは2週間の予定です。

もし、毎日通うことが出来なかったら期間がのびますが、障害福祉サービス受給者証の適用期間が8月31日までありますので、焦らずに進んでいって欲しいです。

このブログ記事の後半は当日(24日)に書いています。

今日は、時間通りに7時に起床して、なんだかんだ準備して、おかずも用意してあったけど、白ごはんにふりかけかけて食べて(食欲ゼロ😣)出発準備完了!

事業所まで車で送って行きました。

今頃どうしているかな?(21歳の息子の心配をしている私……子離れ出来ていない(笑))

頑張っているかな?(ちょっと泣きそう🥲笑)

午後2時に迎えに行きます。

5時間ガンバレ!

私は、しばらく午後からの勤務になります。(自分もガンバレ!)

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

アイキャッチ画像:ACイラスト:mybears様

④【引きこもり息子の就労】就労継続支援B型を利用するには就労アセスメントをしてもらう必要があります。

就労アセスメントって?

前回の続き~~

引きこもり息子の就労に向けて動いています。

市役所の障がい福祉課での面談時に次のステップとして、就労移行支援事業所に連絡して息子の就労アセスメントをしてもらう所を決めないとならないと説明を受けました。

そもそも、今回のお題【就労移行支援B型を利用するには就労アセスメントが必要】ってなんのこっちゃ⁇でしょう~ですので聞いたことを書いていきます。

一度も就労をした事がない「21歳の息子」が就労継続支援B型を利用するには【就労アセスメント】をしてもらう必要があります。
※就労経験があれば不要とのことでした。

この【就労アセスメント】は、厚生労働省が定めている決まりのようです。

  • 障がい者が適した「働く場」に円滑に移行できるように
  • 障がい者が「働く場」で安定して働き続けられて、働く力も伸ばしていけるように

上記の目的で行われます。

なんか小難しいですが、息子の場合で書きますと…

働きたいと思っている息子が自分に合う職種はどれなのかを体験して、自分に出来ること、出来ないこと、苦手なことに気づいたり、そもそも、生活サイクルが乱れている息子が朝から午後まで家の外で過ごして作業することが出来るのか?このちょー基本的なことから挑戦できる所が就労移行支援事業所です。

息子が体験していくなかで、就労移行支援事業所は、息子に何をしてあげられるか?適切な職種はなにか?基本的な就労に必要なこと「挨拶から始まり、指示された作業が出来るか?時間を守れるか?毎日就労出来るか?」を行えるのか?をアセスメント(評価)していきます。

ということです。

相談支援を行っている事業所の一覧表をもらいました。

2ヶ月程通うことになると聞いたので、自宅に近い事業所に電話をかけました。

1か所目……

「お尋ねします。就労継続支援B型に向けての就労アセスメントをお願いしたいのですが…」by私

「申し訳ございません。新規の受付はしていないのです。」by事業所の方

2か所目……

3か所目……、4か所目……、5か所目……。

あれ~。こりゃまいったな~。

してくれる所…見つかるのかな~就労アセスメントが混んでるの😣😱そんなに引きこもりが多いのか???なんて考えながら……

遠くてもいいから、上から順番に電話していこう(ง •_•)ง...

そしたら、上から2番目で引き受けていただける事業所が見つかりました。

ホッ!(。・ω・。)

よかった。

じゃあーー。つぎにーーすすめーーぇ~

もうね……早く始めたいのです。息子の気が変わらないうちに……。

早速、見学の予約(次の日に)を入れました。

就労移行支援事業所の見学

こんにちは~よろしくお願いいたします。

事業所の社会福祉士さんと面談をしました。

まずは、息子のことを説明していきます。

いつから引きこもっているのか?

その原因はなにか?

今の本人の様子や生活サイクル、出来ること、苦手なこと……

ここに通いたいと思った動機。

この先の目標も聞かれました。

驚いたのは、朝9時から午後4時までここで就労アセスメントを行うという事でした。

なんか、ややこしいのですが「就労移行支援」というのもありまして、それは一般企業への就職を目指してビジネススキルアップやマナー等を学ぶ所で職業訓練と就職活動の支援をしてくれる所なのですが

※この事業所も、その「就労移行支援」をしています。

それなら、パソコンのトレーニング等や就労の基本知識・能力の向上やコミュニケーションのとり方、面接の対応など…身につけることがたくさんあると思いますが……

息子の場合は、それとは別で就職活動の入り口のちょー入口付近(就職の前段階?)

就活とは言えない……就労できるか判定⁈なので、長時間何をして過ごすのか気になりました。

そこで、スケジュールをお聞きしましたところ下記のような内容でした。

1日のスケジュール
  • 9時
    朝礼

    挨拶、今日の体調について、今日の目標設定

  • 9時20分
    作業開始
  • 10分休憩あり
  • 11時30分
    お昼休み
  • 12時30分
    作業開始
  • 13時20分
    清掃活動
  • 13時45分
    終礼

    今日の反省点等

  • 14時
    終了

    帰宅

大体このような時間割りで1日を過ごしていきます。

本当は、16時までだったのですが、自宅から距離があり、送迎サービスの対象外だったので、私が迎えに行く都合で短縮してもらいました。

息子にとっても、このぐらいの時間から始める方が負担にならないとの思いもありました。

市役所では、2ヶ月ぐらい通う必要があると聞きましたが、この事業所では2週間~1ヶ月の通所でアセスメントをしてもらえるそうです。

作業場も見学させていただきました。

作業は、「乾燥した食品の袋詰め」「箱折り」「コードから銅線を抜く」「金属とプラスチックを分ける」と主な作業は4種類ありました。

ここに通っている利用者さんは、2~3人と少なく、環境も静かでしたので、音や大人数が苦手な息子に合うのではないかな~と思いました。

この日は、どのような事業所なのか、作業はどんな感じなのかを、私1人で見学と説明を聞きました。

契約するには、事業所と本人との面談が必要でしたので、次の日の予約をとって帰宅しました。

この就労移行支援事業所で就労アセスメントの計画案を作成して市役所に提出してもらいますと、2週間~1ヶ月で福祉サービス受給者証が発行されます。

この福祉サービス受給者証が届いた日から就労移行支援事業所に通うことが出来るようになります。

息子には「明日13時に見学に行くよ」と伝えて、次の日、時間になったら息子が準備して出てくるかな~と、ちょっと心配しましたが、大丈夫でした。

無事に面談が終わり、ここで良いかを本人に確認して契約を結びました。

後は、福祉サービス受給者証が届くのを待つだけとなりました。

それまでに、息子のやる気がしぼんでしまわないかが気がかりですが……まぁ、1週間ぐらいは通えそうだけど、その先に行けるかな~と心配は尽きませんね。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

アイキャッチ画像:ACイラスト:GOOD様

③引きこもり歴8年の息子が就労に向けて第一歩を踏み出しました。

プロローグ

中学1年の夏休み明けから学校に行かなくなった息子。

不登校のまま中学を卒業して、通信制高校に進学したものの、卒業後の進路を決める段階でつまずき(息子が何に不安なったのかは、はっきりしていません)だんだんと元気がなくなり、うつ状態になりました。

それから、家から出ることは、ほとんどありません。

『ほとんど』ではなく、ぜんぜんありません。

普通の人⁈みたいに旅行がしたい。

美味しいものを食べたい。

ショッピングしたい。なんて思ってない…21歳息子。

家の外にあるものに、まったく興味がないのです。

自室に閉じこもっている息子が起きている間、何をしているのか分かりませんが……ゲームをしているのでしょう。

ゲームしかやることがありませんし(。_。)

そんなふうに、この8年間過ごしてきたので、21歳になる息子は、まだ1度も働いたことがありません。

その息子が働いてみたいと言いました。

8年も外に出たことがない息子。他人と接する機会がなかった息子がいきなりバイトに応募しても働けるとは思えませんでした。

私が色々と調べると息子のように、うつ傾向にある引きこもりでも就労に挑戦できる公的制度があることを知りました。

3つの制度の違いをざっと説明すると以下のような感じです。

  • 就労継続支援B型
    (内職作業が多く、作業した分の工賃がもらえる)
    (ひと月=○○○○円~30,000円代)
  • 就労継続支援A型
    (企業と雇用契約を結ぶ、時給でもらえる)
    (70,000円ぐらいもらえるかも……)
  • 就労移行支援
    (一般企業への就職を目指す、ビジネススキルアップやマナー等を学ぶ)
    無給

この3つの支援のうちで、息子が就労を少しずつ進めていくには『就労継続支援B型』からだと思いました。

さあ~どこかの就労継続支援B型事業所に申し込んで働くことを体験させてもらおう!と思ったら……

とんでもないーーーっ(っ °Д °;)っ

そこに行くには、やることいっぱーい。

息子には、山  

こえなきゃならない高~い山がそびえ立っているのでした。

ここから始まります。

まず最初にお伝えしますが、この記事は三重県在住のうつ傾向にある21歳息子の就労体験記です。

お住まいの地域や障害の程度、年齢などで制度の内容や利用条件が変わってくると思いますので、1つの体験談としてお読みください。

私が見聞きしましたところによると、この制度を利用するには、医師が生活するうえで、なにかの障害があると認定された方が利用できるそうです。

障害者手帳や市町村が発行する自立支援医療受給者証などを持っている人が対象です。

息子は、1年前に心療内科に通った時に取得した「自立支援医療受給者証(精神通院医療)」が有効でしたので、ここはスムーズに次の段階に進むことが出来ました。

市役所の障がい福祉課で手続きをはじめます。

まずは、本人と障がい福祉担当者さんとの1時間程の面談を行います。

以下のような事を聞かれました。

1人で起きることが出来るか?寝返りをうつことが出来るか?から始まり、立てるか、床ずれは出来ていないか、身の回りことは自分で出来るか、掃除・洗濯はしたことあるか、料理を作れるか、洗濯機を使えるか、買い物に1人で行けるか、視力・聴力について、バスや電車に1人で乗れるか、取られてないのに物をとられたと思った事があるか、経験していないのに…したように言った事があるか、感情の浮き沈み、コミュニケーション能力はどうか、音や光が苦手か、収集癖やこだわりはあるか、出かけても1人で帰ってこれるか、他人や自分を傷つけてしまうことがあるか、今までの外出の頻度、2年間の病歴、漢字が読めるか、今の生活サイクル、家族の健康状態、家族構成、どうして就労継続支援B型を利用したいと思ったのか?などなど…さまざまな質問がありました。

ひきこもり相談の時も少し聞いていたのですが……この就労継続支援にはいろいろな決まり事があります。

一度も就労経験のない息子が「就労継続支援B型」を利用するには、就労継続支援B型に通える人なのか?を試される⁈判断をしてからでないと利用できないのです。

つまり、就労継続支援B型の前にお試し期間があるのです。

(°ロ°)...

ここなんか……複雑なんですが、就労移行支援事業所という所と契約をして、そこに2ヶ月ぐらい通所して、息子が就労できる人なのか?どんな作業(手先が器用でコツコツ派、工具が使えるか、清潔な食品を扱えるか等々)が適しているのか?

決まりは守れるか?そもそも毎日出勤出来るのか?などを見極めるそうです。

その事を「就労アセスメント」と言います。

就労継続支援B型に行く前に就労アセスメントをしてもらわないと進めないのです。

これが……息子にとって高い山の1つですが…

この経験をいかして、自分はどの職業が適しているのか?どの職種なら出来そうなのかを担当者さんとも相談をしながら就労先を決める大事なステップでもあります。

就労アセスメントは無給だと聞きました。

そして……2ヶ月も……あるの…か。

(°ロ°)・・・

障がい福祉課の担当者との面談も息子がどんな反応(嫌がる、行きたくないと言う)を見せるのか、ドキドキしましたが、すぐに就労できないと知ったから……今度こそ「もう、やーめた」って言いそうで……またまた、ドッキドキ。

お先真っ暗...( _ _)ノ|

あ~~どうしょう。

ここまでか……

とりあえず、息子には「就労移行支援事業所を決めて連絡してみるね」と伝えました。

またまた、この先どうなることやら……ドキドキ。

はあ~どうなるんでしょうか!

今日はここまでにしますね~

最後までお読みいただきありがとうございました。

アイキャッチ画像:ACイラスト:ちょこバナナ様

②引きこもり歴8年の息子が働いてみたいと言ったので市役所『ひきこもり相談窓口』に就労支援について相談に行ってきました。

私には、引きこもり歴8年の21歳の息子がいます。

前回のブログで、半年ぶりに息子が話しかけてきたことを書きました。

1年前に、内職を探した時は、ネットでいくつか見つけることが出来たのに、今回は…ぜんぜんヒットせず……できそうな仕事を探していました。

ハローワーク障がい者枠なら、できそうな仕事が載ってますが、それを利用するには、医師の診断書がいるのでしょうね~

診断書を書いてもらえたとしても、8年も…引きこもっていた息子がいきなり働けるのでしょうか?

ムリ……無理なんじゃない。

ぜったい無理そう。

色々と調べるうちに『就労継続支援B型事業所』という所なら、内職のような仕事ができる事を知り、どのような手続きが必要で、どんな作業があるのかを聞きに市役所のひきこもり相談窓口に予約を入れました。

当日は、2名の方が出迎えてくださり、約1時間の相談枠がありました。

ひきこもり相談とありましたが、事前のメールのやりとりで「引きこもりに悩んでいる」の相談ではなく、就労支援について相談したいことを伝えてありました。

が……そこは、やっぱり、段取りがありますよね~

そりゃそうだ……よね、息子の過去から現在までの様子から聞かせてくださいから始まりました。

いつから、何が原因でひきこもったのか、この8年間におきたことを手短に伝えました。

話しを聞きながら、担当者さんは、私をねぎらったり、息子を褒めたりと話しやすい雰囲気を作ってくれました。

さすが!プロ👏

聞きたかった就労継続支援B型については、このお二人は、手続きの仕方の説明はできますが、詳しい内容(通っている方の年齢層、作業時間、その事業所の雰囲気など)を知っている職員さんの都合がつかず、一番聞きたかったことは聞けなかったのですが……(゚Д゚*)ノ

就労継続支援B型事業所の製品・作業内容紹介の冊子をいただいたので、息子に具体的に見てもらえる資料をゲット出来ました。

就労継続支援B型事業所で行っている、農作業・養鶏作業(これは無理…)自動車部品組立(その他請負の内職多数あり)、手作りの小物作り、お菓子作り、清掃作業などなど、さまざまな仕事がありました。

この冊子を見ればだいたいの雰囲気がわかりそう。

そして……この就労継続支援B型を利用するには、下記のようなさまざまな手続きが待っています。

手続き
  • 障がい福祉担当者と本人の面談
  • B型事業所に通う前に試用期間がある(適性診断等のため)
    ※次回もっと詳しく聞きます。
  • 障がい福祉サービス利用受給者証の申請
  • サービス等利用計画の作成(指定事業所にて)
  • 利用したい事業所を決める

手続きの項目は前後したり、同時進行もあるかもしれません。

息子は今までに、2回 心療内科へ通院をしましたが(その内、自分で希望した通院は1回)途中で嫌になりやめてしまった事があるので、今回も手続きの途中や試用期間で嫌にならないかが気がかりです。

※2回とは、1回目(17歳の時、約5ヶ月間=月1回程度通院)と、2回目(1年前、約5ヶ月間=月1回程度通院)の事です。

ACイラスト:haru.s様

うーん……気がかりってゆーか。

「期待しない」が癖になってます。

今までの8年間は期待通りにいかなかった事ばかり……

自分が傷つかないように、落ち込まないように、常に最悪を想定して心に予防線をはるのが定番化してる感じです。

まだ、息子から「面談を受けるか、受けないか?」

本当に、働くのか?のハッキリとした返事を聞けていません。

この続きが書ければ、どんなに良いでしょう。

では、また……

最後までお読みいただきありがとうございました。

アイキャッチ画像:ACイラスト:のりまき様

①引きこもり歴8年の息子が半年ぶりに話しかけてきた。その内容とは?

今までの経緯

現在21歳になる息子は、中学1年から不登校になり

そのまま中学に戻ることが出来ないまま卒業しました。

高校は、通信制高校への進学を選択して、自宅でオンライン学習と派遣された家庭教師の先生と対面での学習を続けていました。

高校3年の時に進路をどうするのか?という時に

息子は……外に出てみよう。

夜間大学に通いながら、外の環境に慣れようと自分で決めたのです。

決めたのでしたが………

途中でこの道は自分が本当にしたい事なのか?

自分に出来るのか?と…迷いが生じたようでした。

「やっぱり自分には出来ない」と思ったのか?

息子がその時に何に自信を無くしたのかは、はっきりと知ることは出来ず、こう思ったのでは?と想像するしかないですが……

この進学を決めることがきっかけになり、うつ病のような状態になりました。

「死に方を検索してしまうんだ……」と言った息子。

そこから、どんどん精神状態が悪くなり

明日は……動いている息子に会えるのだろうか?

今日が最後になるのではないか?

いつまでたっても…部屋の灯りが付かず

もしかしたら……

もしかしたら……

…………。

と…生きた心地がしない毎日が続いていました。

息子を説得して心療内科を受診する了解を得て病院を探しました。

うつ傾向にある十代の思春期の子供をみてくれる心療内科は、すぐには見つかりませんでした。

「死にたいと言っている」と説明すると初診の診察を断られたのです。

入院設備があり、思春期外来がある大きな心療内科に「行きなさい」ということなのでしょう。

ですが、思春期専門の心療内科初診予約は、半年先しかとれない状態でした。

あちこちに電話をかけまくって、やっと診てもらえる病院を探しだし連れていくことが出来ました。

4~5回通院したのですが、症状が回復しないうちに、通院を拒まれて……

そこから何年も自室に引きこもってしまいました。

引きこもってはいたのですが、部屋から一歩も出ない引きこもりではありません。

から一歩も出ない引きこもり生活です。

食事、トイレ、お風呂(3日に1回)の時は部屋から出ることは出来ます。

そうは言っても、私達と会話らしい会話をすることもなく

いやいや、会話どころか、目も合わさず、話しかけても返事は無い。

そんな真っ暗な……私達と息子の日々が続いていました。

1年前の春のことです。

息子からの手紙が台所に置いてありました。

内容は、自分でもどうしたいのか分からないし、まだ「死にたい」と思う日もあるのだけれど、もう1度心療内科に通ってカウンセリングを受けてみようかと思っている……

そんな内容でしたが、その手紙をきっかけに、3年ぶりに息子と目を合わせて会話をすることができました。

息子の、はにかんだようなやわらかい表情を見るのは、何年ぶりなんでしょう。

嬉しい。

うれしすぎる~~

まてまて、落ち着け、落ち着け、私。

慌てるな! 慎重に、ぬか喜びになる可能性もあるから

喜び過ぎるな……

ただゆっくりと話しを聞いてあげるのだ。

上手くいかなくても、また元に戻ったとしても

がっかりするな!自分。

そんな心の葛藤⁉を息子に見せないように、気持ちを落ち着かせるのに必死でしたね~

その後のことは、下記の記事を読んでください。

心療内科への通院は続かなかったのです(´。_。`)

今年も半年が過ぎようとしています。

更年期なのか?自分も気持ちが落ち込む毎日を過ごしています。

なんか、やる気が出ないのです。

なーんも…したくない。

はあ~ぁ~、( ´ー`)フゥー...

そんな感じでしたが……

先日のことです。

息子が……なんと……私に話しかけてきたのです。

半年ぶりの会話とは?

ACイラスト:のりまき様

むっ…息子が……話しかけてキターーーーッ!

またまた、ゆっくりと、ゆっくりと

とにかく、口を挟まず、ゆっくりと…ゆっくりと。

息子が話す内容を1つも聞き逃さず、ひと言ひと言を後で思い出せるようにと、必死で耳を傾けました。

あのさ...

家で出来る仕事をさがそうかな?

内職でも……安くてもいいし。

ひたすらコツコツと作業をするやつ、今なら出来るかも?

ポイ活もしてみようかな?

もっと早くに何かしてたら……

今までの時間でポイ活してたら、7万ぐらい稼げたのに

時間を無駄にしたな~

by 息子

えっ!(⊙o⊙)

(急に…良いこと来たーーーっ)

あわ あわ‼щ(ʘ╻ʘ)щ

働いてみたいとな‼

こんな言葉が聞けるなんて……信じられない。

その後に続く言葉は……

こんなこと言っといて…なんやけど……

いつ死んでもいいとも思ってる……

俺がこのままでも生活していけるように

(お金を残しておく)って言ったやろ……

そやけど、そんなに長く生きたくない

いつ死んでもいいんや……

by 息子

......~(>_<。)\

.·´¯`(>▂<)´¯`·.

(。﹏。)

嬉しい言葉と悲しい言葉の両方を聞けました。

プラマイゼロ‼

いやいや~

とりあえず、私も調べるから(内職募集や在宅ワークを)

自分も検索して探してみて、どんなのなら出来そうなのか?

調べて考えてみて。と伝えました。

そしたら次の日に、こう言いました。

部屋で出来る仕事をさがしてみたけど……

ポイ活もしてみたけど……

なんか…違うな……

やっぱり、外で働いてみようかな?

.。.:*☆(⊙o⊙)

えっ!いいの?

そりゃ~外に出た方が100倍!

いやいや~100万倍!いいに決まってる。

このまま、自宅に居続けて、年を取っていくほど、社会復帰が難しくなると思うから、今 出れるなら、そうしてくれるなら、こんな良い事はないよね。

そう思うなら、公的機関で引きこもりの相談窓口があるから問い合わせてみるね、と伝えました。

就労支援で検索してみると...

  • 就労移行支援
  • 就労継続支援A型
  • 就労継続支援B型

この3つの制度があるようです。

市役所の引きこもり相談を予約しました。

どの制度を利用できるのか?

息子に合うのは、どの制度なのかを相談してきますね。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

アイキャッチ画像:ACイラスト:designbeginner様

春なのに気分が落ち込む今日この頃です◆息子のこと。

はあ~とため息1つ。はあ~ぁ~とため息2つ。

春なのに…桜も開花し始めたのに……なんだか気分が落ち込む毎日。

春は朝晩の寒暖差が大きくて自律神経が不安定になりやすいとかなんとか……そんな要因もあるんでしょうか?

もう1つの原因は、息子も気分が更に不安定になっているから。

中1から不登校になって、学校に行かないまま卒業し、通信制高校に進学するも、高校3年の秋の進路を決める時につまずき、そのまま更にうつ状態になり「死にたい」と言うようになりました。

高校は単位を取ることが出来ず中退しました。

心療内科に通った事もありましたが続かず、部屋に閉じこもっています。

去年の夏頃に「カウンセリングを受けようかな」と自分から言い出して3年ぶりに心療内科に通院を開始しました。めちゃめちゃ嬉しかったです。

働くことは難しいとは思っていますが、もう少し息子の心が前向きになってくれるんじゃないか?と期待していました。

高校3年の時から今まで、息子との会話らしい会話はほとんどありません。しゃべりません。

しゃべるのは「ごはん食べる。風呂入れて。」ぐらいです。

飯、風呂、寝る。の昭和の忙しいお父さんよりも(笑)会話が少ないです。

そんな息子の最近の様子はというと、夏に通い始めた心療内科のカウンセリングも「行きたくない」と言い通院を止めてしまいましたし、部屋に閉じこもっているからお腹が空かないのもあるんでしょうが、今は1日1食になっています。

ガリガリに瘦せてて、どんよりと真っ暗な雰囲気です。

ACイラスト:ふわまる様

その雰囲気に飲み込まれて私もどんより真っ暗で何もしたくない気持ちになっています。

せめて1日2食は食べて欲しい。

運動もしないし、ご飯の量も少なくて死んでしまわないか心配していますが、無理に食べさすことも無理に病院に連れていくことも良い事とは思いませんし…。

パートナーさんも私も、1回も息子を責めたりしたことないのに、どうして息子の心は晴れないんでしょうね。

心って1度傷ついたらなかなか元に戻らないんですね。

いつも思うことは、息子が中学生の時に戻れたら、中学に行きたくないと言い出した時に戻れたら、無理に学校に通学させないで見守るように言われた事を聞かないで、積極的に戻れるようにしていたら、こんなに長引かなかったのでは?

と、よく思っては、こうしてタラ・ああしてレバ。タラればばっかり思い出してくよくよしてしまいます。

不登校の時の対応って何が正解なんでしょうかね。

よく…「見守っていれば自分から動き出す時がくるから大丈夫ですよ」と言う言葉を見聞きしましたが、見守ってても動き出しません(´・_・`)

去年の時点でまだ時々「しにたい…」と思っていたので、今も変わらずそう思っているでしょう。

心療内科に通うのを止めてしまったので、その後 私だけで病院に行き、今はどうゆう状態なのか聞きに行きました……

うつ病の診断名ではありません。 うつ病は何もやる気がおきない状態です。 息子さんはゲームを楽しむことが出来ているので 違います。
 

そうなのですね。死にたいと思うことがあっても「うつ病」ではないのですね。

そうなのか……この診断は、いいのか?悪いのか?どう思えばいいのかな?

では、息子の診断名はなんでしょうか?

と伺いましたら「社交不安障害」だそうです。

詳しい診断は心理テスト等を受けないとはっきりしませんが、根底に自閉症スペクトラム障害があってそれに付随して社交不安やうつ傾向になっていると考えられるそうです。

この診断名は4年前に初めて通院した心療内科でも言われたので知ってはいましたが、今回もそうですが、4年前も数ヶ月通院しただけで本人が診察やカウンセリングを嫌がったために、中途半端に終わってしまいました。

また治療までいくことが出来なかったのですが、どうしょうもないですね。

見守るしかありませんね。

引きこもりの終わりはあるのかな?

引きこもりのままでいいので、もう少し覇気のある、いいえ、覇気までいかなくていいから、息子と話が、会話をしたいな。

はあ~ぁ~ 落ち込んでてもしょうがないからボチボチといきますか。

ケーキでも食べてリフレッシュ!!

桜も咲き始めましたね。

桜

それでは

最後までお読みいただきありがとうございました。

アイキャッチ画像:ACイラスト:のらつぎ様

「不登校」と「ひきこもりの理解と望ましい支援のあり方について」の講演会に参加しました。

不登校とひきこもりの理解と望ましい支援のあり方の講演!講師:斎藤環氏のお話しを聞きに行ってきました。おすすめの本も紹介します。

講演会に参加した経緯!

筑波大学医学医療系社会精神保健学部教授 斎藤環

ひきこもりの理解と望ましい支援のあり方について ひきこもりを長期化させないために~の講演がありました。

聴きに行こうと、思い立ったのは

私の息子20歳が中1の夏休み明けから

不登校となりそれから今年で引きこもり生活7年目になりました。

私達の死後!息子が生きていく為にどうしたらいいのか

と日々気になっていた所、斎藤環氏の著書

「ひきこもりのライフプラン「親亡き後」をどうするか? 斎藤環//著 畠中雅子//著 岩波ブックレット

を読みしばらくして、斎藤環氏の講演会がある事を知り参加しました。

不登校について

講演会の資料や聞いた事をお伝えします。

文部科学省の学校基本調査 文部科学省が公表した問題行動・不登校調査によると 2019年度に不登校が理由で小中学校を30日以上欠席した生徒は 18万1272人で、過去最高を更新した。 最近の3年間は、毎年約2万人ずつの増加が続いており 異常事態と言ってよい。 2020年度はコロナ禍の影響もあり、20万人を超える可能性もある。     引用元:斎藤環氏の講演資料より
文部科学省の調査では、学校は不登校の原因調査で原因不明の理由を 生徒の無気力と回答しているが、これはナンセンスだとおっしゃっていました。 原因は ■いじめを受けている ■教師からのハラスメント(理不尽な指導) ■中1ギャップ ■スクールカースト(日本の教室空間において生徒間に自然発生する身分差) など不登校の原因はたくさんあると斎藤氏は、はっきりと言っていました。 ・心身の問題ではなく、原因は外的なので、子どもの治療だけでは解決しない。 話し合いが必要。 ・小児期のいじめ被害が成人後の健康状態に及ぼす影響。 被害を受けなかった人と比べ社会的、経済的、あるは健康面において 高いリスクがある。 ・いじめ被害の経験は、社交関係の欠如、経済的困難 50歳時点での生活満足度の低さなどに関連していた。 参考元:斎藤環氏の講演資料と講演内容より

いじめ問題の基本対応

いじめの加害者と被害者を対面させお互いが頭を下げ謝罪する

このような事は茶番だ!と斎藤氏はおっしゃっていました。

■解決の条件 ①加害者の謝罪 ②加害者の処罰・処分 ③被害者の納得 ■被害者におけるPTSD化の問題 ■加害者支援の課題「配慮ある処罰」 ■悪質なものに対しては司法の介入も ■スクールカースト化の予防(ランダムな席替えなど) 引用元:斎藤環氏の講演資料より

基本的対応:登校刺激の是非を巡って

■「再登校」を目標にしない! 再登校はゴールではない、ゴールにしてはいけない。 どうすればこの子が(家の中で)元気になるか ■どうすればこの子が(家の中で)元気になるかを目標にする。 ■まず十分な休養期間を保証し、必要に応じて環境調整や治療も行う。  (自主性を尊重しながら) ■常に本人の「拒否権」を尊重し、子供自身が進むべき方向を  選択できるまで、干渉を控えて見守る。 ■教条主義的な「登校刺激の禁止」の問題 学校は不登校の子どもをほっとくことにした、一部の誤解から 何もしなかった事もあるが放任は一番ダメな事。 ・再登校し苦労した方が良い=間違った考え。 ・抑圧しないと人間は成長しない=間違った考え。 尊厳を大事にして欲しい、抑圧では逆効果になる。 ■基本姿勢:関わりを持ち、働きかけながら状況を観察し その結果にもとづいて軌道修正をはかる。 ■家庭訪問などの「登校刺激」は常にタブーとは限らない。  本人の拒否を尊重し、押し付けにならないように。 引用元:斎藤環氏の講演資料と講演内容より

発達障害バブル」の問題

・医療現場では見過ごされがちであり、医療以外の現場では過剰診断の傾向。 ・一部では「空気の読めない孤立しがちな変わり者」 へのレッテルと化している。 ・診断の手順が曖昧でDSM-IVのみでは正確な診断が難しい。 ・その診断を下すことで本人の自己洞察が深まり、生きやすさが 増すようであれば診断には意味がある。 ・診断を下すのは自ら治療・診断に関わりうる 専門家に限定されるべきである。 引用元:斎藤環氏の講演資料より

不登校と引きこもりの関連性

2020年度、不登校の子どもは19万人と推定され

不登校事例全体の10~20%程度が、長期の社会的ひきこもり

状態に至ることが推定される(4万人弱もの人数になる)

長期化すると引きこもりになってしまうケースが多い。

8050問題!親が亡くなった後は引きこもっている人は

孤独死する。孤独死が増えると予想されている。

たくさんお読みくださりありがとうございます。 ちょっと、休憩しませんか? お茶をどうぞ~(^o^)丿

社会的ひきこもりの定義、特徴!

ひきこもりの定義=六か月以上社会参加せず精神障害を第一の原因としない。

斎藤氏の発言ではひきこもりから就業出来る人は数千人ほどで

本人の自助努力では解決しないそうで

斎藤氏が関わった中で30年で3人だけだと聞きました。

抜けられた方は、友人・知人・専門家など

三者の支援を受け入れた人だそうです。

かなり少なくて驚きました。

家の息子はもう無理なのかもしれないと不安になりました。

ひきこもりの特徴

不登校との関連性は高く、1970年代後半から増加。 ・全国で数十万から百万人と推定され、比較的、男性事例が多い。 ・どのような家庭のどのような子供にも起こりうる。 ・しばしば著しい長期化(数年から十数年)に至る。 ・長期化とともに精神症状や家庭内暴力などの 問題行動が出現しやすい。 ・ひきこもりのきっかけは多様だが、長期化の パターンは共通点が多い。 ・長期化に至った事例が自力で社会参加を果たすことは 著しく困難→高年齢化の問題 引用元:斎藤環氏の講演資料より

家族の基本的な心構え

ひきこもっている人は

たまたま困難な状況にある、まともな人!

こうゆう見方をすれば、関係性が良くなるし

その人の強みを大事にし良い所を伸ばすように

向き合うことが大切ですと強調してました。

・本人が安心してひきこもれる関係づくり ・覚悟と根気 信じて待つ(一定の距離を保つ) ・「怠け」 「甘え」 「わがまま」などは禁句 ・まずは両親が一致団結する。 ・北風より太陽 ・愛情より親切(あたたかく接する) ・「遠慮」の効能(相手を不快にさせない) ・受容の枠組みを設定(金銭管理は一定額に) ・暴力は徹底拒否する ・原因追及・犯人探しは禁物 親もプライベートを楽しむ! 引用元:斎藤環氏の講演資料より

ひきこもりと「対話」

対話とは面と向かって声を出して言葉を交わすこと

・思春期問題の多くは「対話」の不足や欠如からこじれていく ・議論、説得、尋問、𠮟咤激励は「対話」ではなく「独り言」である。 独り言の積み重ねがしばしば事態をこじらせる。 ・外出させたい、仕事に就かせたい、といった「下心」は 脇において、本人の言葉に耳を傾ける。 ・基本姿勢は相手に対する肯定的態度。肯定とは「そのままでいい」 よりも「あなたのことをもっと知りたい ・対話の目的は「対話を続けること」相手を変えること 何かを決めること、結論を出すことではない 引用元:斎藤環氏の講演資料より

対話とは、将来どうするの?こうしたら?こんなアルバイトがあるよ?

こうゆう感じのアドバイスや提案になりがちででした。

そうではなく、中身のない、軽い話題、他愛のないおしゃべりを

たくさんしないと心をほぐすことは出来ないんだなぁと思いました。

さらに対話的であるために

・当事者の合意と拒否権を尊重し、決定は常に当事者参加で ・対話とは主観性の交換である。「客観性」や「正しいこと」は 役に立たない。 ・診断や症状名で考えない。 困難な状況にあるまともな人として見る。 ・選択肢を広げる:アイデアを「お盆に載せる」 ・対話主義:対話が続いてさえいれば何とかなる、という視点 ・調和しすぎると居心地が悪くなる、いろいろな意見を聞いて本人が決める。 引用元:斎藤環氏の講演資料より

「対話」の回復

・相互間と共感性を大切に ・断絶の場合はまず挨拶の励行から ・「これ見て悟れ」式は不適 ・本人からの訴えは、さえぎらずに最後まで聴く ・話題の選択:まず話したいという態度を示す 将来 仕事 学校 過去の栄光 同級生の噂話 などは禁物! ・ニュース スポーツ 芸能界などの時事的なものは可 引用元:斎藤環氏の講演資料より

あなたと話したい! いつも そう心の中で息子に語りかけています。

うなずくだけだけど

私の独り言みたいになってるけど

息子の顔を見た時は、たわいのない話しの1つは

していますが、反応はないけど(T_T)

しゃべってもらえないけど

諦めずに接しています。

皆さんもいろいろ試して欲しいなぁ~と思っています。

ひきこもりのライフプラン

講演会

今回の講演資料に「ひきこもりのライフプラン」の

項目はあったのですが、講演時間が1時間と

短かったので、一番聞きたかったこの項目のお話しは

なかったのですが、講演資料を記載します。

・本人の住居を確保した上で別居し、年金受給年齢までの 年収(100万円程度?)を確保する。 ・財産リストを作成し、老後の生活資金、介護の問題 相続の問題、親の死後の問題などを具体的に検討しておく。 ・フィナンシャルプランナーなどに相談する方法もある。 ・リバースモーゲージ確定拠出年金、相続と遺言書。 ・両親からの生活費支給を早い段階で中止し 第三者(治療者、支援者)から定期的に生活費を 貸し与えるシステムを構築する。 ・福祉制度の活用(生活保護、自立支援、障害者基礎年金など)

新版 ひきこもりのライフプラン 「親亡き後」どうするか

著者:斎藤環畠中雅子

上記の著書を読みました。

斎藤環氏のお書きになった部分は講演内容を詳しくしたものです。

講演資料だけでは、理解できないことがたくさん有りますので

是非ともお読み頂きたいと思います。

また、ひきこもり状態の約1~2割に慢性の家庭内暴力が伴うようです。

講演資料でも家庭内暴力への対処法の記述がありましたが

今回の講演ではお話しがありませんでした。

それに、私の息子には暴力の傾向は一切ありませんので

助言等も出来ませんので…

今 家庭内暴力でお悩みの方には、ぜひ

この著書をお読みいただきたいと思います。

畠中雅子氏のお書きになった「ひきこもりのライフプラン」

まずは「働けない状況が続く前提」でプランを考える。

私がプランを考える場合。確認する項目⇩⇩

働かなくても生きていけるプラン 一生涯の生活が成り立つプラン 私とパートナーさんの収入・支出の確認 今ある資産残高の確認や持ち家をどうするか? 息子1人で住むには広すぎる家 家を売却した場合(田舎で交通機関も不便な為資産価値無し) 息子は何処に住むか? 親亡き後、誰に息子のサポートを頼めばよいか? 成年後見制度の利用の検討(兄弟姉妹に頼めない場合) 後見期間が長いと高額になるため、利用できそうにない 私達が認知症になった場合に備えて家族信託の検討 私達の葬式をどうするか? 私達の死後の相続についてどうするか? 相続でもめない為にどうするか? 息子に資産を多く残すときは兄弟姉妹に謝罪の言葉を伝える 息子の1人暮らしへの準備の検討   参考元:ひきこもりライフプラン 畠中雅子氏の執筆部分より 発行所:岩波書店
畠中雅子氏がお書きになった部分では
ひきこもり相談事例やサバイバルプランの作成の仕方や
もしお金が足りない場合、どうしたらマイナスをプラスに
変えていけるか、諦めずに改善していく道しるべになる本です。
具体的なモデルプランも有りますので、お読み頂けたら幸いです。
ライフプランが最後の最後まで赤字になる場合
『息子が年収24万を稼ぐ!』
そのような具体例もあり参考になりますし
なんとか生きていけるのでは!と思えました。

最後に私の思い!

息子がアルバイトが出来るようになる!そんなプラスのことは考えずに

というか、もう働くのは無理だろうなぁ~そう思っています。

ですのでなんとか節約して、少しでもお金を残したい

でもそれだけでは私達の生きる楽しみが無い

そんなことを日々思いながら、迷いながら過ごしています。

でも最優先にすることは、息子が安心して暮らせること

働けなくても大丈夫なんだよ、安心してね。

こんなライフプランがあるんだよ

ちゃんと考えているよ。そう伝えたい。

少しでも前向き生きていって欲しい

そう願うばかりです。

皆さんは、子供さんとお話し出来ていますか?

言い争いになっていませんか?

私がこんなに息子に優しくなれるのは「なぜ?」

そう思いますか?

それは、私が息子に「ごめんね。」って思っているからです。

私も社交性が無く、人と接するのが苦手です。

私のDNAが息子に受け継がれ

息子に苦労させているといつも思っています。

だから、いつも いつも ごめんね。

で心が一杯です。

しんみりなってしまいましたね。

さあ 元気出そう!

頑張ってる自分の頭をなでなでしてあげました。

よしよしヾ(・ω・`)

なんかいい気分♡ イケメン俳優にしてもらわなくても(笑)

元気でたーーーっ(笑)

明日もがんばろぉぉーーー(^o^)/

斎藤環様 講演資料とお聞きした内容のブログへの引用を ご承諾下さいまして誠にありがとうございました。

アイキャッチ画像:ACイラスト=くり坊様

※講演会のイラスト:Loose Drawing様

ここまでお読みいただきありがとございました。