りかさんのぼっちブログ

日常のアレコレを投稿しています。

④【引きこもり息子の就労】就労継続支援B型を利用するには就労アセスメントをしてもらう必要があります。

就労アセスメントって?

前回の続き~~

引きこもり息子の就労に向けて動いています。

市役所の障がい福祉課での面談時に次のステップとして、就労移行支援事業所に連絡して息子の就労アセスメントをしてもらう所を決めないとならないと説明を受けました。

そもそも、今回のお題【就労移行支援B型を利用するには就労アセスメントが必要】ってなんのこっちゃ⁇でしょう~ですので聞いたことを書いていきます。

一度も就労をした事がない「21歳の息子」が就労継続支援B型を利用するには【就労アセスメント】をしてもらう必要があります。
※就労経験があれば不要とのことでした。

この【就労アセスメント】は、厚生労働省が定めている決まりのようです。

  • 障がい者が適した「働く場」に円滑に移行できるように
  • 障がい者が「働く場」で安定して働き続けられて、働く力も伸ばしていけるように

上記の目的で行われます。

なんか小難しいですが、息子の場合で書きますと…

働きたいと思っている息子が自分に合う職種はどれなのかを体験して、自分に出来ること、出来ないこと、苦手なことに気づいたり、そもそも、生活サイクルが乱れている息子が朝から午後まで家の外で過ごして作業することが出来るのか?このちょー基本的なことから挑戦できる所が就労移行支援事業所です。

息子が体験していくなかで、就労移行支援事業所は、息子に何をしてあげられるか?適切な職種はなにか?基本的な就労に必要なこと「挨拶から始まり、指示された作業が出来るか?時間を守れるか?毎日就労出来るか?」を行えるのか?をアセスメント(評価)していきます。

ということです。

相談支援を行っている事業所の一覧表をもらいました。

2ヶ月程通うことになると聞いたので、自宅に近い事業所に電話をかけました。

1か所目……

「お尋ねします。就労継続支援B型に向けての就労アセスメントをお願いしたいのですが…」by私

「申し訳ございません。新規の受付はしていないのです。」by事業所の方

2か所目……

3か所目……、4か所目……、5か所目……。

あれ~。こりゃまいったな~。

してくれる所…見つかるのかな~就労アセスメントが混んでるの😣😱そんなに引きこもりが多いのか???なんて考えながら……

遠くてもいいから、上から順番に電話していこう(ง •_•)ง...

そしたら、上から2番目で引き受けていただける事業所が見つかりました。

ホッ!(。・ω・。)

よかった。

じゃあーー。つぎにーーすすめーーぇ~

もうね……早く始めたいのです。息子の気が変わらないうちに……。

早速、見学の予約(次の日に)を入れました。

就労移行支援事業所の見学

こんにちは~よろしくお願いいたします。

事業所の社会福祉士さんと面談をしました。

まずは、息子のことを説明していきます。

いつから引きこもっているのか?

その原因はなにか?

今の本人の様子や生活サイクル、出来ること、苦手なこと……

ここに通いたいと思った動機。

この先の目標も聞かれました。

驚いたのは、朝9時から午後4時までここで就労アセスメントを行うという事でした。

なんか、ややこしいのですが「就労移行支援」というのもありまして、それは一般企業への就職を目指してビジネススキルアップやマナー等を学ぶ所で職業訓練と就職活動の支援をしてくれる所なのですが

※この事業所も、その「就労移行支援」をしています。

それなら、パソコンのトレーニング等や就労の基本知識・能力の向上やコミュニケーションのとり方、面接の対応など…身につけることがたくさんあると思いますが……

息子の場合は、それとは別で就職活動の入り口のちょー入口付近(就職の前段階?)

就活とは言えない……就労できるか判定⁈なので、長時間何をして過ごすのか気になりました。

そこで、スケジュールをお聞きしましたところ下記のような内容でした。

1日のスケジュール
  • 9時
    朝礼

    挨拶、今日の体調について、今日の目標設定

  • 9時20分
    作業開始
  • 10分休憩あり
  • 11時30分
    お昼休み
  • 12時30分
    作業開始
  • 13時20分
    清掃活動
  • 13時45分
    終礼

    今日の反省点等

  • 14時
    終了

    帰宅

大体このような時間割りで1日を過ごしていきます。

本当は、16時までだったのですが、自宅から距離があり、送迎サービスの対象外だったので、私が迎えに行く都合で短縮してもらいました。

息子にとっても、このぐらいの時間から始める方が負担にならないとの思いもありました。

市役所では、2ヶ月ぐらい通う必要があると聞きましたが、この事業所では2週間~1ヶ月の通所でアセスメントをしてもらえるそうです。

作業場も見学させていただきました。

作業は、「乾燥した食品の袋詰め」「箱折り」「コードから銅線を抜く」「金属とプラスチックを分ける」と主な作業は4種類ありました。

ここに通っている利用者さんは、2~3人と少なく、環境も静かでしたので、音や大人数が苦手な息子に合うのではないかな~と思いました。

この日は、どのような事業所なのか、作業はどんな感じなのかを、私1人で見学と説明を聞きました。

契約するには、事業所と本人との面談が必要でしたので、次の日の予約をとって帰宅しました。

この就労移行支援事業所で就労アセスメントの計画案を作成して市役所に提出してもらいますと、2週間~1ヶ月で福祉サービス受給者証が発行されます。

この福祉サービス受給者証が届いた日から就労移行支援事業所に通うことが出来るようになります。

息子には「明日13時に見学に行くよ」と伝えて、次の日、時間になったら息子が準備して出てくるかな~と、ちょっと心配しましたが、大丈夫でした。

無事に面談が終わり、ここで良いかを本人に確認して契約を結びました。

後は、福祉サービス受給者証が届くのを待つだけとなりました。

それまでに、息子のやる気がしぼんでしまわないかが気がかりですが……まぁ、1週間ぐらいは通えそうだけど、その先に行けるかな~と心配は尽きませんね。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

アイキャッチ画像:ACイラスト:GOOD様