りかさんのぼっちブログ

日常のアレコレを投稿しています。

初めての富士登山!富士登山ツアーにソロ参加しました《ご来光~下山編》

今回で最終回になります……富士登山シリーズです。

鳥居荘まで無事に到着した私たちツアー御一行様

山小屋で夕ごはんを食べた後は午前0時起床に備えて早々に就寝となりました。

頭痛と吐き気で…絶賛体調不良中のりかさんです。

明日はどうなる事でしょう。

明日どうしょう~午前0時に・・・

この山小屋 鳥居荘に着く前からガイドさんからこんなお話がありました。

「明日の山頂までの登山はこれまでよりも…もっともっと大変になります。

途中でリタイアすることになると、夜明け前の気温が低くて寒い中2~3時間も屋外で待機することになりとても大変です」

「なので、山頂に行ける自信があるのか?無いのかをよく考えておいてください」

そしてこんなことも・・・

  • 他のツアー客が山頂に行った後、仮眠場所の鳥居荘なら明るくなるまで山小屋の中で待たせてもらえます。
  • 仮に山頂に向かったとしても、1つ上の山小屋ぐらいでリタイアしたらUターンして鳥居荘に戻りもう1度中に入れてもらえます。

「無理して登っても後が大変なので自信がないなら鳥居荘でご来光を見てから下山した方がいいですよ」by ガイドさん

それと「天候により山頂に行けないとガイドが判断したら指示に従ってください」という説明がありました。

頭痛と吐き気で夕飯のカレーを半分しか食べれなかったワタクシ

消灯し、寝袋に潜り込んで目をつぶってみたけど…なかなか眠れません。

もともと自宅以外では寝れない方なので想定内のことでしたが……

そして、寝袋の中で考えることは1つ。

「明日どうしようかなぁ~」です。

登ろうか?

やめようか?と……

無理して登って体調悪化で死にたくないし……よそ様に迷惑かかるし……

でも……でもさっ、ここまで体力的には問題なかったよな~という感じで「明日どうしょう?」をいつまでも考えていました。

五合目から鳥居荘までの登山はガイドさんが考えたペース配分がとても良かったので疲れることはなかったです。

だけど…ここから先はもっと大変になるらしいのですが、ガイドさんとツアー仲間について行けば…きっと登れると思いました。

登れる体力はある!

でも、この吐き気が……

吐き気さえなかったらなぁ~

あ~あ~明日どうしょう

目が覚めた時に体調しだいだなぁ~と思いつつ

90%は…やっぱり山頂アタックは諦めよう……と思いながら短い眠りにつきました。

すると……なにやら人が動く気配がして目が覚めました。

「皆さん聞いてください」

「今、山頂はとても強い風(風速20メートルだったかな?)が吹いていてとても危険な状態です」

「皆さんの安全が第一なので今日の山頂への登山は中止します」

「御来光の時間までこのまま休んでください」

というガイドさんの声が聞こえました。

御来光!

ガイドさんから中止の発表があってから、ウトウトしたり、目が覚めたりを繰り返していました。

いったいどのぐらい寝れたのか……な?

そして今も目が覚めちゃった……

暑いのです。

あっついーー

寝袋の中が暑くて目が覚めてしまいました。

自分が発熱してきたのか?と思うほど暑くてあつくて……

寝袋の中のインナーシーツを蹴飛ばして

それでも暑いので今度は寝袋から自分が飛び出して……

寝袋を掛け布団にして眠りました。

熟睡できなかったけど

そうこうしているうちに、山小屋内で人が動いている気配がしました。

スマホを見ると4時ぐらいでした。

トイレに行きたくなったし、外の景色も見たいので静かに動き出しました。

4時17分

外に出ると鳥居荘のシンボル⁈の大きな鳥居がドドーンと建っているのが見えました。

ほんとに…本当に今富士山に居るんだね~と改めて実感しました。

パソコンやスマホの映像で見た鳥居を自分の目で見ることが出来ました。

深夜にガイドさんから山頂行きは中止と発表されましたが、もしも行けてたとしても、やはり…ここに残る決断をしたと思います。

だから、他の方には申し訳ないですが、中止になったことで諦めがついてよかった…と思ってしまいました。

今日も昨日と同様に、頭痛と吐き気がしています。

寝る前にロキソニン錠を飲みましたが……効いてないのかな?

外の体感温度は?気持ちの良い寒さです。

ずっと猛暑続きだったから

この清々しい感じの空気が懐かしくて気持ちがいいです。

今の気温は14℃でした。

そして「富士山アプリ」を開いてみると、青い印の所が今私が居る所のようです。

ぱっと見、富士登山道の真ん中辺りにいる感じでしょうか?

4時22分

富士山の麓はまだ夜景な感じですが、東の空は明るくなってきました。

今日が始まります。

おはようございます♪

うわ~♡

きれいですね~

撮る方向によって色々な朝焼けが楽しめて

見飽きることがありません。

風が強く吹いていますが、山小屋で遮られているようで寒いと感じることはありません。

心地の良い寒さです。←(寒いんか?寒くないのか?どっちやねん笑)

山頂の温度はどのぐらいなんでしょう

4時42分

あっ!出てきた

出てきた!

4時45分

4時48分

見事なご来光でーす。

👏👏👏

山頂からではなかったけど……素晴らしいご来光を見ることができました。

来てよかった😊

ツアー客全員で無事にご来光を見ることが出来ました。

よかったね~

鳥居荘から富士スバルライン五合目へ

オンタデ:ナデシコタデ科

ツアー客全員でご来光を楽しんでいると……

「それでは、朝ごはんのお弁当を受け取ったら…荷物をまとめて下山の準備をしてください」by ガイドさん

はやっ!

素晴らしいご来光の余韻に浸る暇もなく、私たちは鳥居荘から急いで下山することになりました

それは昨日登ってきた道ではなく、荷物運搬用のブルドーザー等々が通る道を通って下山するからです。

ブルドーザーが登ってきてすれ違う前に、ある程度の所まで下山した方がいいとの事で早めに下山することになりました。

5時22分

鳥居荘から登ってきた険しい岩山を今度は下らないといけないと思っていたので、これは助かりました。

いよいよ下山が始まります。

いろんな富士登山の記事を読みました。

「出発地点まで無事に下山してこその富士登山成功」なのだと

特に下山はスピードが出ることもあり(ガイド付きなのでこれは大丈夫でしょう)

高山病が悪化したり…下山中のケガも多くなるそうなので、引き続き気を引き締めて下りたいと思います。

また、下山道は乾燥していてたいへん滑りやすくなっているので、歩幅を小さくして下りたいと思います。

5時38分

もうお日さまがあんな所に……

ピカピカの太陽になっています。

鳥居荘を出発する時は寒いかな?と思って、レインウェアの上下を防寒着代わりに着ていきました。

ですが、動いているし日差しもきつくなってきて……出発して何分もしないうちに暑くなってきました。

なので1回目の休憩時にレインウェア上下とも脱ぎました。

ごつい登山靴を脱がずにズボンが脱げるか心配しましたが、ズボンの裾が大きく開くようになっていたので大丈夫でした。

6時26分

写真を拡大しても赤い鳥居は見えなかったけど……

小さくなった山小屋に「もうこんなに離れてしまった」と名残惜しい気持ちになりました。

バイバイ~鳥居荘

バイバイ~富士山頂

ここでも相変わらず頭痛と吐き気は続いています。

行きと同じようにゆっくりと深呼吸をしながら下っていきます。

ほんとは水をもっとたくさん飲む方が高山病にも良いと思うのだけど…吐き気があって少ししか飲めませんでした。

6時40分にブルドーザーが3台も上に登っていきました。

そしてここから10分ぐらい下った所……たぶん安全指導センター(六合目)の辺りで

「今日は残念ながら山頂に行けなかったので…いつもの下山道ではなく、ちょっとスペシャルな道を通って富士スバルライン五合目まで戻りましょう」by ガイドさん

どちらの道を通っても時間はさほど変わらないという事でした。

何やら昨日説明があった「経ヶ岳」の方を通って「八角堂」と「日蓮上人」が説法を行っている銅像がある場所に案内してくれるみたいです。

ここ↓↓↓ ここです。

この八角堂に向かうそうです。

ここまで下山してきた下山道(車も通れるような道)から草木が生い茂った狭い道へと入っていきました。

このように人一人が通れるぐらいの山道を下りていきました。

今までの登山道とは全く違う道です。

20分ぐらい歩いていると「日蓮上人」と「八角堂」が見えてきました。

7時07分

このお方が日蓮上人さまです。

日蓮上人さまがここに「法華経」を埋経されたと言われている場所です。

八角形の建物「八角堂」もありましたが写真に撮ってなかったです(^^ゞ

さらに進み、細い山道を下っていくと吉田口六合目「星観荘」に着きました。

ここに泊まって今から登る人達でしょうか?

すごい賑わっていました。

ソフトクリーム食べれるみたい(いいなぁ~)

この星観荘に泊まってご来光を見てから山頂に登る→下山して→星観荘に泊まるという二泊三日のツアーがあるそうです。

下山したらここでバーベキュー&生ビールのご馳走が楽しめるそうですよ(すごっ!)

「初心者にはこのような二泊三日のツアーがおすすめです」by ガイドさん

星観荘を通って4分程でこの場所に出ました。

7時28分

この道は富士山の一合目に続く道で麓の富士吉田市につながっています。

先週の金曜日(7月26日)に富士登山競争が開催されて、富士吉田市の真ん中辺りから出発して→この道を通り→山頂まで競争する大会だそうです。

1位の方は2時間半でゴールしたそうです😮

ではここから少し上り坂になります。

富士スバルライン五合目はもうすぐです。

7時44分

10分でこの場所に着きました。

ここは昨日青い矢印の方に向かって登って行った場所です。

今日は黄色矢印から戻ってきました。

さぁ~いよいよ富士登山が終わります。

入退出ゲートが見えてきました。

ここで通行料を支払った時に手首に付けたリストバンドの確認がありました。

・・・無事に通過

富士登山終了しました~

いえーい!

パチパチパチ👏👏👏

只今の時間8時5分です。

登りも下りも3時間ぐらいでした。

富士スバルライン五合目から花の湯

この後、ガイドさんから最後の挨拶がありまして……一旦解散となりました。

(ガイドさんは今日の午後3時から別のツアーガイドで再び山頂に行くそうです😱)すごすぎる~

えっとですね~

今日、山頂に登っていたら…ここに戻ってくるのが10時ぐらいの予定でした。

そこから着替えやレンタル品の返却などをして新富士駅まで行く復路のツアーバスに乗車します。

バスの発車時刻は11時でした。

ですが、七合目 鳥居荘から下山したので…まだ8時です。

あと3時間もここで時間をつぶさないといけません。

ツアー客用の休憩所があるらしいのですが、まだオープンしていないみたい

お土産をみたり、スバルライン五合目でしか食べれない物を食べたり、富士山小御嶽神社を参ったりと楽しめることいっぱいあるのですが……

ダメなんです。

下山してホッとしたのか……さっきより吐き気が……

むかむかします。

なんとかレンタル品を返却して……ガイドさんから聞いた無料休憩所に行きました。

富士スバルライン五合目に向かって左側、階段を降りた所にテーブルとイスがある無料休憩所がありました。

富士スバルライン五合目の売店付近の所は人でいっぱいでしたが……ここは空いてます。

テーブルにリュックを置いてその上に顔をのせて…吐き気が治まるのを待ちました。

1回もどす(嘔吐)と…少し楽になりました。

誰かと一緒だったら救護所に行こうか?というような話になったかもしれませんが、ソロ参加だったし、救護所に行くという考えは思いつかなかったです。

後から、吉田ルートのチラシを確認すると、五合目にも「救護所」がありました。

しばらくテーブルに突っ伏していると少し眠ったみたい

気づいたら1時間ぐらい経っていました。

ちょっと楽になったのでお土産を買いに行きました。

富士スバルライン五合目で絶対に食べようと思っていた「富士山型のメロンパン」や、ぜーーったい食べようと思っていた「こけももソフトクリーム」

いいなぁ~

食べたいなぁ~と😢

でも今は食べれやん……ザンネン😢

すごくがっかりするりかさんでした。

それでも11時にはまだ時間があります。

記念にと富士スバルライン五合目をうろうろして撮影しました。

10時

小学生高学年ぐらいの団体さんがいました。

軽装だからスバルライン五合目だけの見学かな?

はあ~荷物が重い

レンタル品は返却したんだけど、家に持って帰る装備品の荷物が重くて……早くバスに乗りたいです。

(ノД`)シクシク

おおーっ!こんな所にお馬さんがいましたよ

手前の馬さん…フラフラと居眠りしてお疲れ気味

あれ?馬さんは立って寝るんだっけ?

この馬さんに乗って富士山に登れるみたい

料金はこちら↓↓↓

さすがに頂上までは行けないけど

いかがですか?

(* ̄▽ ̄)フフフッ♪

こんなことしてたらツアーバスの集合時間になりました。

次は「花の湯」で入浴と昼食のバイキングです。

ご飯は食べれないかもしれないけど

温泉で疲れを癒したいと思います。

花の湯

11時に出発したツアーバスは13時頃に花の湯に到着しました。

次の出発時間は14時45分です。

ではゆっくりと温泉に浸かりたいと思います。

がーー。

女性風呂は混んでいました。

なので先にバイキングを見にいきました。

さっきまで吐き気が……とか言っていたのに

バスでウトウト眠ったし、美味しそうな料理を見たら…食べたくなりました。

なんてったって……

ツアー代金にバイキング代が含まれているんだもの

食べなきゃ損、ソン!

(笑)

何があるのかな~

えっとね・・・

メニュー

焼売、唐揚げ、三島コロッケ、白身フライ、肉団子、揚げなすの生姜あん、鶏のオレンジマリネ、ベジタブルカレー、富士宮やきそば、みくりや蕎麦、味噌汁、サラダ、スイカ、パイナップル

残すといけないのでどれも少量ずつ

わたし……なめてました。

ツアーの……スーパー銭湯のバイキングって大したことないって!

メニューを見てくださいよ

どれもこれも美味しそうでしょう

そうです。

どれもこれもすごく美味しかったです。

ご当地グルメ富士宮やきそば、三島コロッケ、みくりや蕎麦も食べられて大満足でした。

あまりのご馳走に体調不良がぶっ飛んでいきました。

というか……平地に戻って来たので体調が良くなったと思います。

恐るべし高地!

ごちそうさまでした。

それでは、温泉に入りたいと思います。

ちゃっぷ~ん。。。

温泉はね……薬湯に炭酸泉、草津の湯、コラーゲン湯などがありました。

めちゃくちゃたくさんの人が入るから……清潔感は⁇分かりませんが……きれいさっぱりさせていただきました。

教訓と反省点

今回は残念ながら天候不良で山頂には行けなかったけど……

いつかは富士山に登るぞ!という

その…いつかは来るのか来ないのか……

漠然と…何となーく決めていたこと

それが…自分が行動することでこんなにも簡単に叶えられるんだねぇ

今まで思うだけで先に伸ばしてきたことを、これからも1つ1つ実行していこう(^o^)丿と…あらためて思いました。

(遊ぶことばかりだけど……)

富士登山に挑戦したけど……山頂に行けなかったから思ったことしか書けないけど(午前0時に登ることについて)

やっぱり、山頂で見るご来光にこだわらず、景色が見える昼間に富士山に登りたかったな~ってこと

山頂でご来光を見るために午前0時~1時頃に山小屋を出発するツアーではなくて、昼間にゆっくりと登れるツアーに参加した方がもっと楽しめたのでは?と思いました。

まあ、そうなると1泊では無理なので…2泊3日になりますが……

そして今回の富士登山の教訓と反省点をまとめました。

  1. ザックの荷物が重すぎた
    ザックが肩にくい込んで痛かった
    色々な物…1つ1つが多すぎた
  2. 行動食(非常食)が多すぎた
    万が一遭難した場合に必要だが、今回は多すぎた(ほとんど食べなかった)ツアーなら夕飯も朝ごはんも付いているから減らしても良かった
  3. ペットボトル飲料も多すぎた(重くなる)
    今回は3本のペットボトル飲料を持っていったが半分も飲まなかった(夕飯時にペットボトル水1本もらえた)
    吉田ルートなら山小屋がたくさんあるので荷物を減らすために山小屋で購入すればよかった(高いけど、お金で解決が吉!)
  4. 高山病予防にもっと高地順応したかった
    ツアー予定に無理があったと感じた
  5. 登山中にもっともっと水を飲めばよかった
    事前調べで高山病予防に水をたくさん飲んだ方が良いと知っていたのに、現地では登ったり撮影することに夢中になり水を飲むのが足りなかった
  6. 私には1泊2日のツアーより、2泊3日のゆっくりとしたツアーの方が合いそうだ(体に優しそう)
  7. レンタルの防水グローブのサイズに注意!
    (小さすぎて入らなかった)

今回は富士登山ツアーにソロ参加しましたが、おひとりさまで参加したことによる困り事は何もありませんでした。

山小屋では女性同士で寝るスペースが用意されましたし、着替えをすることもなかったのでプライベートな空間がない大部屋での山小屋宿泊も特に問題ありませんでした。

バスに乗車した時、お隣は男性になりましたが…私が参加したツアーは新富士駅集合だったので移動時間が2時間弱と比較的短かったこともありますが……これも特に問題ありませんでした。

以上が3回に分けてお届けした富士登山ツアーのレポでした。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

富士登山ツアー2日間の旅行費用もまとめました。

富士山下山後の富士宮プチ散策の費用も含まれています。

  • vipツアー代金=37,100円
    富士登山男女混合相部屋・21,300円)
    (レンタル登山12点セット・14,800円)
    (国内旅行傷害保険・1,000円)
  • 新幹線(名古屋~新富士)往復運賃・14,750円
  • 現地での飲食、交通費、その他・7,170円

富士登山旅行費用(2日間)の総額は59,020円でした。

花の湯でバイキング昼食とお風呂を楽しんだ後、ここから新富士駅には行かずツアーから1人離脱して富士宮駅方面に出かけました。

(点呼があるので、ツアー担当者にこの先不参加を伝えました)

次回は「富士宮(プチ)散歩」について書きますね~

そしてYouTube動画もアップしています。

ご来光の所がすごく長いので倍速で見てね~(笑)


www.youtube.com

それでは・・・

ありがとうございました😊

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